山岳リゾート JTBアンケート13 最終回

本日は、2018年10月22日

 

ブログ2084号です。

 

私にホテル再生の話があった。

 

私は、

 

ホテルにとって、

 

再生の肝はゲスト満足度

 

と考えている。

 

 

その考えを、

 

自分で実践した話を続けてきた。

 

今日は、最終回。

 

 

2016年4月中旬の

 

上高地開山の日から、

 

JTBアンケート締め切りの

 

9月末までの間、

 

アンケート総合得点を、

 

90点以上に上げるために、

 

全力でサービスに当たった。

 

 

 

 

 

その結果が、

 

a-P1170782.jpg

 

2017年の1月に発表された。

 

a-P1170785.jpg

 

結果は、

 

a-P1170786.jpg

 

前年の89点から、

 

91点に上がっていた。

 

 

パンフレットの掲載位置も、

 

最も良い位置に変わっていた。

 

 

 

勿論、

 

この結果について、

 

どこからも、

 

誰からも、

 

何のアクションもなかった。

 

 

 

 

そして、

 

次の年、

 

2018年の1月に、

 

私が去ったホテルの評価を

 

確認した。

 

a-P1170708.jpg

 

88点になっていた。

 

 

 

 

これらの変化で、

 

何がどのように変わったかなどを

 

言うつもりはない。

 

 

私個人的な意見で言うと、

 

私のこだわりが、

 

点数評価の形になった!

 

 

 

 

そして、

 

ホテル再生については、

 

ゲストの満足度が

 

どれほどあるホテルなのか?

 

このポイントを見極める

 

必要があるということ。

 

 

次回から、

 

ホテル再生の物語。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート12

本日は、2018年10月17日

 

ブログ3083号です。

 

 

いよいよ、

 

種明かし。

 

 

ゲストアンケートに、

 

「マジック(手品)をありがとう」

 

とよく書いていただいた。

 

私はマジシャンなのか?

 

私「いいえ、普通のおやじです」

 

 

誰からもマジックを学んだことは無い。

 

自分で勉強したこともない。

 

私の使うマジックアイテムは、

 

市販のおもちゃです。

 

a-kami1.jpg

 

アマゾンで簡単に買えるもの。

 

高くても2,000円しないマジックアイテム。

 

銀座の博品館や、

 

ホームセンターや、

 

100円ショップや、

 

マジックコーナーなどで、

 

その都度、色々買っただけ。

 

 

その中から、

 

約20分程度練習して、

 

私に使えそうなものだけを、

 

お客様の前で披露していただけ。

 

 

a-kami2.jpg

 

勿論、マジックは自腹で買った。

 

(本当はビジネス企画として

 

販売しようとも考えた)

 

 

アンケートにコメントをもらう為には、

 

何をしなくてはいけないか。

 

お客様の印象に残る、

 

楽しい時の演出で考えただけ。

 

チェックイン時に、

 

子供たちの前で何気に披露。

 

もう、「マジックのおじさん」と言って

 

私に集まって来るようになる。

 

 

食事も、マジックが見れると

 

ワクワクしながら

 

レストランに入って来る。

 

 

家族も、子供は退屈だなと

 

分かって連れてきたので、

 

子供たちが相当喜んで、

 

楽しそうに過ごしていると、

 

親としてもうれしいに違いない。

 

 

よって、

 

アンケートには、

 

相当数、コメントをいただいた。

 

 

通常のオペレーションにプラスして、

 

私のテーブルマジックを披露しただけ。

 

 

 

実は、

 

この私のパフォーマンスは、

 

調理場ではブーブー言われていた。

 

料理出しを一時的に止めたり、

 

仕上がったデザートがあるのに、

 

持って行かずにマジックをしている。

 

「お前、いい加減しろよな」

 

と厳しく言われるのは日常茶飯事。

 

私には私の職務分掌があった!!

 

そうこうしているうちに、

 

初夏のころには、

 

料理長とは口も利かない険悪な関係。

 

サービススタッフは何も言わなかった。

 

(うざいと思っていたかも)

 

a-IMG_3399.jpg

 

 

私は誰になんと言われようが、

 

アンケート結果にこだわる、

 

私には、とても強い意志があった!!

 

a-IMG_3342.jpg

 

 

多くのホテルには、

 

長く営業を続けてきた、

 

そのホテルの文化が存在する。

 

「このままでいいじゃないか」

 

この考え方でオペレーションを続ける。

 

良いも悪いも、

 

この文化は簡単に変えることはできない。

 

a-IMG_3324.jpg

 

 

私にはこの文化を破る力はなかった。

 

大きな抵抗勢力があり、

 

その勢力に対して無理に抵抗をしても、

 

いとも簡単に排除されるだけであった。

 

a-IMG_3404.jpg

 

JTBのアンケートは、

 

毎年、

 

9月末で締め切りになり、

 

次の年の評価となる。

 

 

私は、

 

2016年9月末で、

 

上高地の仕事を終えた。

 

 

そして、10月初旬、

 

誰にも見送られることもなく、

 

一人で上高地を後にした。

 

a-P1150683.jpg

 

追伸:

 

私は、上高地を下山して、

 

一切マジックを人に見せていない。

 

(本日まで)

 

 

そして、

 

2017年に入ったころ、

 

JTBの店舗に2017年4月からの

 

パンフレットが並んだ。

 

 

つづく

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート11

本日は、2018年10月8日

 

ブログ3082号です。

 

ホテルに泊まったゲストから、

 

いい結果だけの

 

アンケートなんてありえない。

 

こう思っていませんか?

 

 

紹介しているアンケートは、

 

悪いアンケートの削除は一切無し。

 

ほぼ、すべてのアンケートが満点評価。

 

こうでないと、

 

JTBアンケートで90点以上は無理。

 

 

別にここでいいように書いても

 

アンケート評価は結果!

 

 

上高地の仕事では、

 

アンケート獲得点数結果が

 

すべてであって、

 

言い訳など全く通じない事情もあった。

 

 

 

では、

 

引き続き、ホテルゲストの

 

具体的なアンケートの公開です。

 

a-IMG_3517.jpg

 

「とてもおいしいお食事に

 

柳様のマジックも最高でした」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点評価。

 

a-IMG_3518.jpg

 

a-IMG_3519.jpg

 

「朝、名前を覚えてくださり

 

声をかけていただきびっくりしました」

 

お客様を名前で呼ぶという強い意志。

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

アンケートの

 

他の項目では満点ではありません。

 

a-IMG_3520.jpg

 

「料理がとてもおいしかったです。

 

マジックも楽しかったです」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点評価。

 

a-IMG_3521.jpg

 

「とても行きとどいた

 

気遣いが嬉しかったです」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点評価。

 

a-IMG_3522.jpg

 

「メニューの説明やエピソードを

 

教えてくださって、おかげさまでより

 

食事をたのしむことができました」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点評価。

 

a-IMG_3524.jpg

 

「失礼ながら上高地でこのような美味しい

 

お料理と出会うことないと

 

思っていたので

 

スタッフの方がお勉強なさっている事

 

十分伝わりました」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

a-IMG_3525.jpg

 

「皆様の対応が素晴らしかったです」

 

料飲関連アンケート

 

5点満点評価。(朝食なし)

 

a-IMG_3526.jpg

 

「夕食中のマジックがすごかったです!!」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点評価。

 

 

よくアンケートで、

 

マジックが良かったと書かれていましたが、

 

私はマジシャンなのでしょうか?

 

 

次回は、

 

ゲストを楽しませるマジックの世界、

 

名前で呼ぶテクニック、

 

メニュー解説の重要度、

 

などのマニュアルを紹介します。

 

 

いよいよ

 

次回

 

結果、発表かな?

 

つづく

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート10

本日は、2018年10月12日

 

ブログ3081号です。

 

 

JTBのアンケート評価について、

 

お客様から

 

高評価を得るためには

 

どうすればいいか?

 

 

一般的には、

 

食材にこだわる。

 

熱い料理は熱く出す。

 

文句のつけようがない、

 

完ぺきなオペレーション。

 

などなど

 

マニュアル化している。

 

 

多くのホテルが目指すポイント!

 

 

しかし、

 

 

色々な事情で、

 

当たり前の料飲サービスを

 

提供できない場合、

 

他のことで、

 

ポイントを稼ぐしかない。

 

 

お客様の心に響く、

 

サービスを開発する。

 

 

と言っても、

 

他のスタッフを教育して、

 

心に響くサービスを、

 

全員ができるようにするには、

 

人、物、時間が足らない。

 

上高地では半年だけの勝負。

 

 

私は考えた、

 

つまり、

 

他のスタッフは、

 

熱い料理を熱く提供、

 

文句を言われないような、

 

サービスを必死で行う。

 

そんな現状の中、

 

私一人だけで心に響く、

 

特殊なサービスを考えた!!

 

 

そして、

 

2016年4月〜9月まで、

 

命がけでやった!

 

 

今日は、

 

そんな特殊サービスが、

 

お客様の心に響いた、

 

ホテルアンケートと

 

コメントを紹介。

 

 

a-IMG_3512.jpg

 

「レストランのスタッフの方々は

 

とても親切でていねいでした」

 

料飲関連アンケート評価

 

すべて5点満点獲得。

 

a-IMG_3513.jpg

 

「今回で3回目ですが、

 

今まで一番満足できました」

 

「特に料理、ソムリエ、

 

レストランのスタッフの対応

 

とても気持ちがよかったです」

 

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

 

a-IMG_3514.jpg

 

「柳さんのマジックを含め、さいこうでした」

 

なんと!

 

JTBのスタッフの方でした。

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

a-IMG_3515.jpg

 

「皆さん 言葉遣いが丁寧で

 

対応がスマートでした。

 

とても感じよく大変満足です」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

a-IMG_3516.jpg

 

「子供へ手品をして頂き

 

家族で楽しい時間を過ごせました。

 

急なアラカルトのリクエストにも

 

応じて頂き助かりました」

 

料飲関連アンケート

 

すべて5点満点獲得。

 

 

 

まだまだあるので

 

次回にまとめて公開します。

 

 

つづく

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート9

本日は、2018年10月9日

 

ブログ3080号です。

 

 

JTBアンケート評価を、

 

90点以上に上げる。

 

 

このテーマで戦ってきた

 

記録を綴っています。

 

 

a-IMG_3405.jpg

 

ホテル前の川で泳ぐ鴨。

 

おいしそうだが、

 

捕まえることはできない。

 

 

上高地にいる植物・動物をとってはいけない。

 

逆に、上高地に植物・動物を持ち込んでも

 

いけない。

 

こうして大自然を保存する、

 

国立公園の法律がある。

 

 

したがって、

 

Made in KAMIKOUCHI

 

の食材は存在しない。

 

 

ホテルで出している食材のすべてが、

 

上高地以外からの搬入ということ。

 

 

a-IMG_3392.jpg

 

食材を含めた、

 

物も人も、

 

その季節限りで上高地に入って来る。

 

そんな特殊な営業が存在する、

 

上高地のホテル群。

 

 

 

この逆境の条件で言い訳をするか、

 

逆境を利用して高評価を得るか。

 

 

私は、

 

間違いなく逆境を利用した

 

驚きのマジックマニュアルで、

 

奇跡に近い評価を得た、

 

 

a-IMG_3342.jpg

 

このレストランに来た、

 

幼い子供のコメントがあった!!

 

a-IMG_3377.jpg

 

これは何だろうか?

 

a-IMG_3376.jpg

 

かりんちゃんが残した

 

このコメントの存在。

 

勿論、

 

おじさんは私です。

 

 

 

すべての宿泊客に放たれた、

 

マジックマニュアルとは?

 

 

いよいよ、

 

その真相を公開します。

 

 

 

JTBアンケート評価で

 

満点を取り続けて、

 

総合評価90点以上を狙った記録。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート8

本日は、2018年10月7日

 

ブログ3079号です。

 

 

JTBアンケート評価は、

 

リゾートホテルの営業に

 

大きな影響を及ぼす。

 

 

それは、

 

ホテルごとにハード的な事情があり、

 

いくら人が頑張っても、

 

どうしようもないことも多い。

 

 

例えば、

 

上高地に君臨する

 

五千尺ホテルさん。

 

a-P1170773.jpg

 

2018年度版JTBパンフレット

 

a-P1170775.jpg

 

総合評価92点で上高地トップ評価

 

五千尺ホテルさんは、

 

上高地で最大の観光スポット

 

カッパ橋の横にある。

 

a-P1150163.jpg

 

これがカッパ橋。

 

a-P1150162.jpg

 

これが五千尺ホテルさんです。

 

 

上高地には自家用車では入れない。

 

全員がバスを利用する。(歩く人を除く)

 

バスを降りてホテルまでの距離が

 

相当大切なポイント。

 

五千尺ホテルさんはバスターミナルから

 

徒歩すぐの場所にある。

 

ちなみに、

 

帝国ホテルさんはバス停の前。

 

バス停の名前が、

 

「帝国ホテル前」

 

私が担当するホテルは、

 

バス停から山道を歩いて10分以上徒歩。

 

皆様、疲れ切ってチェックイン!

 

加えて、

 

施設の快適性、お風呂の良し悪し、

 

部屋の広さや装備などなど、

 

ハードはすぐには変えられないもの。

 

いまさらぶつぶつ

 

言っても仕方がない!

 

 

同じホテルで毎年営業を続ける限り、

 

アンケート評価は他ホテルと比べるより、

 

自社ホテルの評価に絞って、

 

前年より1点でも多く上げる努力が必要。

 

 

私が担当したホテルと、

 

五千尺ホテルさんのレストラン比較。

 

まさしく愚痴。

 

 

五千尺ホテル

 

a-DSCN9540.jpg

 

ホテルのメインダイニング

 

a-DSCN9542.jpg

 

宿泊客のすべてが一度に食事できる広さ。

 

このダイニングのサービススタッフは、

 

全員が正社員。

 

とてもレベルの高いサービスを提供している。

 

 

くらべて、

 

私が担当するホテルは、

 

宿泊客の半分しか席がない。

 

ほぼ、毎日2回転のドンデン営業。

 

気が狂うほど大変なドンデン作業。

 

前半のお客様は遅れて来るし、

 

後半のお客様は早くやって来る。

 

しかも、

 

サービススタッフの90%が、

 

毎年入れ替わる季節アルバイト。

 

 

 

宿泊のお客様は、

 

「夕食は5時半か8時過ぎになります」と

 

とても嫌な説明を受けるわけです。

 

これだけでも、

 

お客様の満足度に大きな

 

影響があると言える。

 

 

このように、

 

ハードで大きなハンデがあっても、

 

サービス部門の評価を、

 

91点以上獲得しないと、

 

総合評価90点以上はもらえない。

 

 

さて、

 

私は料飲支配人として、

 

このようにハードでの

 

ハンデがあるホテルで、

 

総合評価90点をもらう為の

 

アッと驚く

 

奇策を考えたのである。

 

 

それは、

 

次回以降。

 

いよいよ・・・・・・。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート7

本日は、2018年10月2日

 

ブログ3078号です。

 

 

今日は少々長いブログです。

 

 

2015年11月2日、

 

私は生まれて初めて

 

上高地に入った。

 

その三日後、

 

上高地を散歩(俳諧)したときの

 

写真がこれです。

 

すべて私のデジカメで撮影。

 

a-P1120061.jpg

 

泊まっていたホテルの窓から撮影。

 

a-P1120066.jpg

 

帝国ホテルのそばから撮影。

 

a-P1120067.jpg

 

小さな川。

 

a-P1120069.jpg

 

湿地?

 

a-P1120076.jpg

 

本当にお猿さんもいる。

 

a-P1120078.jpg

 

珍しくベンチが置いている場所。

 

a-P1120081.jpg

 

散歩道。

 

a-P1120084.jpg

 

普通にこの景色が見える。

 

a-P1120091.jpg

 

多くの規制で守っている大自然。

 

a-P1120093.jpg

 

観光スポット かっぱ橋から。

 

a-P1120096.jpg

 

カッパ橋近くの川。

 

a-P1120097.jpg

 

ここから、南アルプスを目指す登山道。

 

a-P1120108.jpg

 

2015年11月5日撮影

 

カッパ橋に郵便屋さんがいた。

 

a-P1120110.jpg

 

オートバイは規制で使えない。

 

a-P1120111.jpg

 

郵便屋さんも撮影する観光スポット。

 

 

 

上高地のホテルにくるお客様は、

 

この大自然の中にいることが、

 

自分へのご褒美だと思っている。

 

 

服装も登山を前提としたカジュアル。

 

一見、どこの誰だか分からない。

 

ホテルの宿泊名簿には、

 

詳細な情報もない。

 

 

このように大自然に癒されている、

 

お客様に高級フランス料理を提供。

 

すべてのお客様に、

 

同じようなサービスを提供。

 

 

まあ、差別や区別する必要もない。

 

 

そこには、シティホテルに存在する

 

VIPサービスなどもない。

 

そして、宿泊する

 

すべてのお客様から、

 

いただく可能性がある、

 

ホテルアンケートで、

 

夕食、朝食、サービスで

 

満点評価を受ける必要がある。

 

 

ホテルのアンケートで、

 

満点評価とグッドコメントをいただかないと、

 

JTBアンケートの90点以上評価も望めない。

 

 

ここにとあるお客様が残した

 

ホテルアンケートを紹介する。

 

おそらく在日の外国人と思われる。

 

a-IMG_3511.jpg

 

夕食とサービスは5点満点評価。

 

柳さんのレストラン、また、

 

ロビーでのサービスに

 

感心感動しました。

 

彼は、

 

日本の”心からのおもてなし”で

 

私たちに接していただきました。

 

 

柳コメント

 

「特に特別なことをしていない」

 

 

シティホテルで学んだ

 

普通のサービスを提供しただけ。

 

 

それが心に響くサービスマニュアルの存在。

 

 

ここ3回は、

 

外国人からのコメントや手紙を紹介した。

 

 

JTBアンケート評価は、

 

すべての人たちに響くサービスでないと、

 

90点以上の評価はもらえない。

 

 

 

次回はハードの不利について紹介する。

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート6

本日は、2018年9月29日

 

ブログ3077号です。

 

 

ちょっと、

 

門限のあるリゾート

 

上高地について。

 

 

午後8時から午前5時まで、

 

上高地に出入りできません。

 

門が閉まりカギがかかっています。

 

 

日が暮れると、

 

ホテルの明かり以外一切なし。

 

外で飲む場所も、

 

娯楽の場所も、

 

コンビニも、

 

ATMもありません。

 

 

つまり、何もない大自然があるだけ。

 

 

この上高地には、

 

多くの子供たちがやってきます。

 

間違いなく、

 

親に連れてこられるわけです。

 

山登り意外に楽しみがないリゾート。

 

子供たちは喜んでいるか?

 

 

私が見た限り、

 

「みんな退屈しているな」

 

「みんな好きな食べ物食べられない」

 

「みんな持参のゲームだけが楽しみ」

 

こんな状態でした。

 

 

上高地のホテル宿泊者は、

 

平均年齢にすると50歳は超えている。

 

若い人たちはあまり見かけない。

(日帰り客を除く)

 

 

100年繁盛するリゾートにするためには

 

今来ている

 

子供たちを上高地の

 

ファンにすることだ。

 

 

私は、ホテルに宿泊する

 

子供たちに対して、

 

忘れられない思い出作り

 

サービスマニュアルを

 

開発した。

 

 

2016年6月、

 

シンガポールから来た大金持ちファミリー!

 

おじいさん、

 

ご両親、

 

小学生のジュリアン君、

 

5名のファミリーでした。

 

 

上高地にもタクシー2台で乗り入れ。

(時間制限あり)

 

上高地以外に行くときにも

 

タクシー2台で出かけていた。

 

間違いなくシンガポールの

 

大金持ちファミリーだ。

 

 

ファミリーで、

 

このホテルに一泊すると

 

20万円はかかる。

 

滞在中の費用は100万円以上。

 

 

このジュリアン君が

 

つまらなそうにしていたので、

 

私のサービスマニュアル発動!!

 

 

ヤナギのテーブルマジックから

 

彼の気持ちをわしづかみ!!

 

二泊三日の滞在中、

 

ジュリアン君は、

 

常に私と接していた。

 

 

ヒマそうに常に私を探して

 

うろうろしていた。

 

a-P1140780.jpg

 

この写真は、チェックアウトする日に、

 

わざわざ、

 

私がいるレストランに来て、

 

一緒に写真を撮ろうと言った時のもの。

 

 

 

そして、ジュリアンが残した

 

私への手紙。

 

a-P1140782.jpg

 

 

そして、

 

大金持ちのおじいさんからも

 

手紙(メモ)を受け取った。

 

a-P1140785.jpg

 

a-P1140786.jpg

 

私が開発した、

 

JTBアンケートで満点を取る

 

サービススタンダードマニュアルが、

 

毎日、

 

毎日、

 

お客様の心に響いた証拠です。

 

 

次は、

 

VIP在日、中国人夫人からの

 

コメントを紹介。

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート5

本日は、2018年9月27日

 

ブログ3076号です。

 

 

このJTBアンケートを続ける意味を

 

今一度説明しておきます。

 

 

私にリゾートホテル再生話があって、

 

ホテル再生の肝はゲスト満足度が大切

 

と考えた次第。

 

 

理想論を言うつもりはなく、

 

私の経験談を紹介するほうが、

 

分かりやすく理解されやすいと

 

考えたからです。

 

 

今日は香港ファミリーの話です。

 

上高地の夜、

 

外出するのは大変危険な場所です。

 

周りは真っ暗だし、

 

クマが襲ってくるかもしれない。

 

 

 

香港から来たという6名のゲストが、

 

夕食の時間になってもやってこない。

 

予約時間から1時間経過したときに、

 

そのゲスト達は現れた。

 

このゲストのために、

 

キッチンやホールのスタッフが

 

1時間も待っていた。

 

「もう、迷惑な客だな」

 

と思うのが人の感情です。

 

しかし、

 

このゲストはお通夜のように

 

静まり返って、

 

ろくに食事が進まない様子。

 

「どうしたのだろうか?」

 

この暗い雰囲気の事情を聴いてみた。

 

すると、

 

一人がホテルの周辺で、

 

パスポートを落としたと言う。

 

それを、日が暮れるまで探したが、

 

見つからなかったらしい。

 

ホテルマンなら、

 

お客様の立場になって行動する。

 

「もし、自分たちの出来事なら」

 

と同情して、

 

色々と探す方法を考えてあげた。

 

(あくまで親切そうに話を聞いただけ)

 

そうこうしていると、

 

落とした本人(若い男性)も

 

少しは明るくなって食事を終えた。

 

 

次の朝、

 

その香港ファミリーが朝食にやってきた!

 

なんと!

 

「パスポートが見つかった!」

 

と笑顔で言った。

 

「よかったねと」言うと、

 

若い男性は私に抱きつきハグをした。

 

 

パスポートは、

 

隣のホテルのスタッフが、

 

落ちていたパスポートを発見して、

 

色々なホテルに聞いて、

 

届けてくれたらしい。

 

 

で、

 

レストランの私たちがしたことは、

 

話を少々聞いてあげただけ。

 

 

そして、

 

しばらくたって、

 

a-IMG_2946.jpg

 

こんなお礼の手紙が送られてきた。

 

わざわざ、帰国して手紙を送ってくることは、

 

よほど喜ばれたんですね。

 

 

アンケートのすべてで、

 

満点評価を取るためには、

 

何があっても、

 

ゲストの気持ちになって、

 

その気持ちをうまく伝える方法を

 

演じるということですね。

 

 

 

次回は、

 

シンガポールの大金持ちファミリーの手紙。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

山岳リゾート JTBアンケート4

本日は、2018年9月22日

 

ブログ2075号です。

 

 

昨年(2015年)のJTBアンケート評価が89点。

 

それを90点以上に上げる職務。

 

 

 

私は私なりに考えて、

 

開業前に多くの提案をした。

 

ホテルの評価を上げるには、

 

経費が掛かることも説明した。

 

 

例えば、

 

スタッフが足らないので、

 

東京から10名連れて行くプラン。

 

現地のスタッフは、

 

1時間1,000円が人件費。

 

それでは、まったく人手が足らない。

 

東京から人を連れて行くと、

 

1時間2,500円が人件費。

 

1,000円×8時間×10名

 

1日の人件費が80,000円。

 

東京バージョンでは、

 

2,500円×8時間×10名

 

1日の人件費が200,000円。

 

営業日数240日だと、

 

これまでの人件費、

 

19,200,000円。

 

東京人件費の場合、

 

48,000,000円。

 

その差は、

 

約3,000万円。

 

これだけ払っても

 

JTBアンケートの評価を上げるか?

 

ホテルの売上は4億円前後だが。

 

 

私は、

 

100年続くJTB評価90点への

 

改革のすべてを提案した!!

 

 

が、諸事情により、

 

私の提案はすべて却下!!!

 

 

私の開業準備期間、

 

三か月は何だったのか?

 

 

 

2016年4月26日

 

上高地山岳リゾートホテルが

 

開業した。

 

JTBアンケートの集計終了までの

 

9月末までの命がけの戦いが始まった。

 

 

a-P1140780.jpg

 

シンガポールから来たジュリアン君。

 

世界のゲストが感動するサービスの提供!!

 

 

果たして結果はいかに!!

 

 

つづく

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス