ホテル屋とブライダル屋 その1

本日は、2019年5月15日

 

ブログ3170号です。

 

 

今日からしばらく

 

横道にそれます。

 

 

最近、強く思っていることを、

 

この場を借りて記録しようと思います。

 

 

 

 

私がホテル屋を辞めて、

 

ブライダル屋になったのが、

 

1997年の夏。

 

しかも、

 

「レストランをやってくれ」

 

と言われて入社。

 

ブライダルには何の興味もなかった。

 

 

 

レストラン開業後に知ったのが、

 

そこは、ゲストハウスウエディング会場で、

 

レストランは片手間にやる仕事だった。

 

私は訳のよくわからない、

 

ブライダル屋になるという事実。

 

a-P1090565.jpg

(当時のホテルブライダルフェア)

 

 

そこで経験した、

 

ホテル屋カルチャーと、

 

ブライダル屋カルチャーの違い。

 

 

全く知らなかった世界!!

 

当時のホテルウエディングは

 

低迷が始まっていた。

 

 

ブライダル屋から、

 

よく言われたことは、

 

「だからホテルはダメなんや」

 

 

当時のブライダル屋の戦略は、

 

ゼクシィで集客して、

 

ホテルとの違い(悪く言う)

 

を説明して決めるやりかた。

 

 

 

世間では、

 

ちょうどゲストハウスウエディングが

 

はやり始めたころ。

 

 

ホテル屋の常識では

 

考えられないくらい決めた。

 

 

 

それまでホテルの料飲部で

 

命を懸けてやってきた私。

 

 

「こんな信じられない世界があったのか」

 

 

ホテル屋としても中途半端だったので、

 

ブライダル屋として学んでみようかな。

 

 

こう割り切ったのでした。

 

割り切った直後、

 

ゲストハウス会場で、

 

成約者向けの試食会を

 

初めて行った時の出来事。

 

我々、料飲サービスマンは、

 

テーブルセットに命を懸けていた。

 

テーブルクロスにアイロンをかけて、

 

シルバーやグラスをピカピカに磨いた。

 

a-PICT7125.jpg

(当時のホテルブライダルフェア)

 

一方、

 

ウエディングプランナーは、

 

キャンドルにリボンを巻いていた。

 

 

試食会が始まって、

 

花嫁さんに一番評価されたことは、

 

キャンドルとリボンだけ。

 

・・・・・・・・。

 

ホテルではありえないことだった。

 

 

 

ここに、

 

ホテル屋と

 

ブライダル屋の違いがあった。

 

 

招待客のことを考え、

 

ご両家に評価してもらうホテル屋。

 

 

花嫁心をくすぐり、

 

決めてもらうブライダル屋。

 

 

 

この話、

 

場面を変えて、

 

しばらく続けます。

 

 

つづく

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

 

 

 

1