このブログ2 なぜゼクシィは敵なのか?

本日は、2020年1月2日

 

ブログ3260号です。

 

 

新年を記念して、

 

ゼクシィについて思い出を残します。

 

 

結婚情報誌ゼクシィの創刊は、

 

1993年で、

 

創刊から27年経過。

 

ゼクシィ創刊時の大学新卒者は、

 

現在、49歳という話。

 

今、ブライダル業界で働く

 

ほとんどの皆様は、

 

ゼクシィの無かった時代を知らない。

 

 

働き始めた時から

 

ゼクシィの力を借りて(利用して)

 

ビジネスを構築した。

 

 

株式会社リクルートの

 

結婚部門に属するゼクシィの

 

売上は年間いくらか?

 

a-xy-1.jpg

 

2018/4〜3の決算資料から

 

リクルートの結婚部門は年商549億円。

 

しかし、販促領域部門で唯一、

 

対前年を割っている。

 

その理由を決算資料では、

 

a-xy-2.jpg

少子化の影響と書いている。

 

a-xy-3.jpg

 

2019/4~9の決算資料

 

対前年比マイナス傾向が続いている。

 

ここに気になるコメントが

 

残っているが、あえて省略する。

 

 

a-xy-7.jpg

 

 

私の記憶が正しければ・・・・。

 

1981年ごろ、(ゼクシィ創刊の12年前)

 

私は地方のホテルで料飲サービスを担当。

 

大安と友引の土日は、

 

宴会場フル稼働の結婚式が入っていた。

 

当時の結婚式は、

 

結婚をするご両家が主催の宴席であった。

 

必ず、仲人を立てて決められたとおりの

 

進行であった。

 

新郎新婦入場、

 

仲人の挨拶

 

新郎側主賓挨拶

 

新婦側主賓挨拶

 

ウエディングケーキ入刀

 

乾杯の発声

 

新婦お色直し退場

 

キャンドルサービス入場

 

余興は4組

 

花嫁からの手紙

 

新郎父からの挨拶

 

お開き

 

このような進行表があり

 

結婚式の担当は、

 

名前を入れるだけのもの。

 

 

披露宴の規模は親の力で決まっていた。

 

 

ホテルや結婚式場は、

 

黙っていても、

 

結婚式の予約が入ってきた時代。

 

サービスする私も、

 

もらい泣きしていたほど感動の結婚式。

 

 

あれから27年。

 

a-xy-9.jpg

 

ゼクシィは毎年、ブライダル業界から

 

500億円以上も巻き上げ続けてきた訳。

 

 

その間、

 

日本の結婚式は大きく変化した。

 

毎年、結婚式の施行率が低下。

 

毎年、招待客の数が減少。

 

そして、招待客の満足度低下。

 

 

ホテルや結婚式場は、

 

経費の高騰で経営を圧迫されている。

 

1組の結婚式を取るために

 

何十万円もの経費が掛かっている。

 

 

a-xy-8.jpg

 

ゼクシィがなかった時代は、

 

ゲスト満足度が高かった!!

 

なぜか、

 

関わる皆が、

 

号泣させられ喜んでいた。

 

 

「昔はよかったな」

 

と言いたくはないけど、

 

このままではまずいでしょ。

 

 

今日はここまでにしとく。

 

 

 

JUGEMテーマ:ビジネス

1