2018.09.07 Friday
山岳リゾート JTBアンケート1
本日は、2018年9月7日
ブログ3071号です。
ホテル再生物語を公開する前に、
再生に必要なスキルと言う意味で、
JTBアンケートを紹介します。
(写真:Sadao Ikeda)
2015年10月末
私は生まれて初めて上高地に行った。
その目的は、
来年度、この山岳リゾートホテルで、
JTBアンケート評価を上げるため。
JTBのカウンターに行くと、
このようなパンフレットが置かれている。
同じようなものがサイトでも公開されている。
各ホテルごとに、
宿泊体験者のアンケート集計を公開している。
私が上高地に行った年(2015年)、
この山岳リゾートの
JTBアンケート総合得点が89点。
89点と90点の評価は天国と地獄ほど違う。
会社側の管理職
「ぜひ、90点以上にしてほしい」
このようなリクエストにお応えできるか?
この調査のために閉山までの2週間、
ホテルの部屋に泊まりながら視察した。
初めて体験する特殊環境の山岳ホテル。
70年以上営業を続ける老舗ホテルにある文化。
上高地はすべて国立公園であり、
冬の間は閉山されるため、
すべてのホテルも営業できない。
毎年4月下旬に開山して、
11月初旬に閉山する。
約七か月間だけの営業である。
いいも悪いも、
素晴らしい自然の中にあるホテル物語。
私に依頼したホテルは、
1泊2食の平均客単価が、1名34,000円。
七か月で約10,000名の宿泊客。
よって、宿泊関係の売り上げが3億4千万円程度。
その他の売上を入れても約4億円のビジネスである。
このネット時代にかかわらず、
10,000名中、約30%のゲストがJTB紹介。
その約3,000名のゲストがアンケートを書いて
JTBに提出するということ。
その総合評価が、90点を獲得するプロジェクト。
約2週間の滞在で現状調査を終了。
開山までに間の半年間で、
アンケート評価を上げるために営業基本方針作成、
承認、
予算化、
アクション、
開山から毎日が勝負!!!
私的には完ぺきと言える計画書を作成して、
会社の承認も得た。(と思っていた)
さて、この命を懸けたプロジェクトは
どうなったのでしょうか?
JTBアンケート評価を90点に上げる!!
知りたい方は、
時々更新をチェックされたし。
つづく
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