2018.10.07 Sunday
山岳リゾート JTBアンケート8
本日は、2018年10月7日
ブログ3079号です。
JTBアンケート評価は、
リゾートホテルの営業に
大きな影響を及ぼす。
それは、
ホテルごとにハード的な事情があり、
いくら人が頑張っても、
どうしようもないことも多い。
例えば、
上高地に君臨する
五千尺ホテルさん。
2018年度版JTBパンフレット
総合評価92点で上高地トップ評価
五千尺ホテルさんは、
上高地で最大の観光スポット
カッパ橋の横にある。
これがカッパ橋。
これが五千尺ホテルさんです。
上高地には自家用車では入れない。
全員がバスを利用する。(歩く人を除く)
バスを降りてホテルまでの距離が
相当大切なポイント。
五千尺ホテルさんはバスターミナルから
徒歩すぐの場所にある。
ちなみに、
帝国ホテルさんはバス停の前。
バス停の名前が、
「帝国ホテル前」
私が担当するホテルは、
バス停から山道を歩いて10分以上徒歩。
皆様、疲れ切ってチェックイン!
加えて、
施設の快適性、お風呂の良し悪し、
部屋の広さや装備などなど、
ハードはすぐには変えられないもの。
いまさらぶつぶつ
言っても仕方がない!
同じホテルで毎年営業を続ける限り、
アンケート評価は他ホテルと比べるより、
自社ホテルの評価に絞って、
前年より1点でも多く上げる努力が必要。
私が担当したホテルと、
五千尺ホテルさんのレストラン比較。
まさしく愚痴。
五千尺ホテル
ホテルのメインダイニング
宿泊客のすべてが一度に食事できる広さ。
このダイニングのサービススタッフは、
全員が正社員。
とてもレベルの高いサービスを提供している。
くらべて、
私が担当するホテルは、
宿泊客の半分しか席がない。
ほぼ、毎日2回転のドンデン営業。
気が狂うほど大変なドンデン作業。
前半のお客様は遅れて来るし、
後半のお客様は早くやって来る。
しかも、
サービススタッフの90%が、
毎年入れ替わる季節アルバイト。
宿泊のお客様は、
「夕食は5時半か8時過ぎになります」と
とても嫌な説明を受けるわけです。
これだけでも、
お客様の満足度に大きな
影響があると言える。
このように、
ハードで大きなハンデがあっても、
サービス部門の評価を、
91点以上獲得しないと、
総合評価90点以上はもらえない。
さて、
私は料飲支配人として、
このようにハードでの
ハンデがあるホテルで、
総合評価90点をもらう為の
アッと驚く
奇策を考えたのである。
それは、
次回以降。
いよいよ・・・・・・。
つづく
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