ゼクシィ 茨城(千葉)版 2月号

茨城版に広告を出す会場は、39社です。
各カテゴリー別に見てみると、
式場カテゴリーは8社で総広告22ページ、1社平均2.75ページ
ホテルは12社で総広告が24ページ、1社平均2ページ
ゲストハウスでは18社が37ページ、平均2.05ページ
レストランは1社が1ページの広告です。

大手ゲストハウス系の会社が意図的に少ない広告を出しているようです。
日本全国2月号は広告大戦争になっているので賢明な作戦かもしれない。

斬新なデザインで目を引くホテル広告があります。


洗礼されたホテルのイメージが感じられます。
全国のホテルさん、参考になるでしょうね。

式場さんではこの写真がやっぱり説得力がある。



ゲストハウス系
ホームページで低コスト施設と紹介しています。
ところがゼクシィではそのような雰囲気が感じられない。

デコレーションと広告写真の撮り方がうまいのでしょうね。


ご存知、T&Gの施設も4ページ広告を出しています。
大きな写真5枚のすべてに(イメージ写真)と出ています。
この広告を見た茨城のカップルはどう思うのでしょうか。
実際の施設の写真以外を使う場合(イメージ写真)と記載する義務がある。

全国的に見ても各カテゴリーが平均して競合しています。
結婚を考えるカップルは、多くの施設に下見に行く。
こうなると施設競争から接客スキルの勝負になっているでしょう。

来年もブランダル最前線をよろしくお願いいたします。

ゼクシィ 茨城・栃木・群馬 2月号

ゼクシィ広告の茨城版を見ていると、訪れてみたい広告が多い。
それは各社、うまい広告をだしている証拠で地域レベルが高いと思う。

具体的な数字の分析は明日以降にしますが、
明らかに他社との違いをだした1ページ広告があります。
このホテルは全国的にも特殊なゼクシィ広告でしょう。





日立市のホテル天地閣さんです。
1ページに5枚の写真を使用。
施設の写真は1枚もありません。

料理長の名前も掲載している。
電話番号に婚礼フロント藤井と係りの名前が入っています。
記事の中にも藤井さんのコメントが入っています。
加えて、写真にも司会をした藤井さんが新郎新婦と写っています。

日立市には大企業があり、都会的な方が多いと聞きます。
それだけに「ここは田舎だから」という考え方は通用しません。

しばらくゼクシィ茨城を続けましょう。

関西ゼクシィ がんばれ1ページ広告

関西ゼクシィ2月号の大阪地区式場レストランコーナーには、
78社が広告を出している。
8ページの大量広告を出している会社が4社ある。
6ページの広告も7社ある。
反対に1ページ広告は23社と多い。
全体の29.5%が1ページ広告ということです。

関西ゼクシィ1ページ広告は、軽自動車新車1台分。

どれほど大量広告を出そうが、玄関にカップルを呼ばなければ意味がない。
逆に1ページでも多くのカップルを呼べる広告があるはず。

今回の1ページ広告で、最もカップルが来そうな写真はこれです。


ブライダルのマーケットは増えない。
広告ページは確実に増えている。
儲かっているのはゼクシィだけ。

ゼクシィに広告を出さなければカップルは本当に来ないの?

関西ゼクシィ まねっこ倶楽部

ウエディングプランナー用語で、「まねっこ倶楽部」という言葉がある。
それは、ゼクシィ広告で他社を真似ることを指している。
(もちろんデコレーションなどの参考にする場合もあり)

関西ゼクシィの同じ地区で、このまねっこ倶楽部方式が効果があるか?
双方、まねをしているとは認めないと思いますが、
参考までに見てみましょう。



何となく似ていませんか?




こちらも似ていませんか?

特にこのページを言っているのではなく、このような傾向が多く見える。
ゼクシィに写真撮影から依頼すると、
繁盛店に似た写真をページになるのかもしれない。
(これ以上は企業機密なので書けないが)

似た広告を出すほうが有利なのか?
真似をされたほうは、影響がないのか?

現在、ゼクシィ広告はいたちごっこが続いている。
しかも現実にはありえないほどのデコレーションが多く登場する。
会場に下見に出かけて「ゼクシィのようなデコレーションでお願いします」
と言われたら何と答えるのでしょうか?

では、今月号から真似をされそうな写真を紹介します。


写真はすべて関西ゼクシィ2月号大阪地区から無断借用しています。
申し訳ございません。

関西ゼクシィ 大阪地区の広告ページ分析

関西ゼクシィ2月号には4つのカテゴリーで広告を出している。
式場、ホテル、ゲストハウス、レストランの4つである。
大阪地区内で各カテゴリー別に広告分析を実施した。



式場
22会場の広告 総広告ページ75ページ 1会場平均3.4ページ

ホテル
30ホテルの広告 総広告46.5ページ 1ホテル平均 1.55ページ



ゲストハウス
17ハウスの広告 総広告77ページ 1ハウス平均 4.5ページ



レストラン
9レストラン 総広告17.5ページ 1レストラン平均1.94ページ


今月号の傾向は、式場関係者が正月フェアーに命をかけることでしょう。
(式場カテゴリーでもハウス傾向が強い広告も多い)

やはりホテルは例年通り、やめるわけにはいかない傾向にとどまっている。
広告をやめてみても新規客は変わらないかもしれない。

ゲストハウスは、激しい広告戦争を繰り広げる。
平均4.5ページは施設の規模を考えると異常なページ数です。
各会場が真似た広告で違いが出ていない。
そこにT&Gが大きく広告傾向を変えてきた。
2ヶ月もするとT&Gのような広告に変化していく。
そして、真似る広告だが総広告ページが増えてゆく。

レストランも9施設ががんばって広告を出している。

関西ゼクシィ分析はまだまだつづく

関西ゼクシィ ゲストハウスの広告宣伝費

ホテルは知名度があり、100%宣伝しなくても人は集まる。
地方都市の結婚式場も知名度は高い。

大阪の市街地に新しくできるゲストハウスはまったく知られていない。
よって集客は100%宣伝広告にたよるしかない。

では、どれくらいの広告費が使われるのか教える。


売り上げの5.8%から7.5%も使われている。
では売上げとはどれくらいなのか。

年間150組、1組平均400万円、年商6億円。
宣伝広告費は約3600万円ということになります。


これだけ使えるという意味ではなく、
これだけ使わなければ集客できないという意味です。

つづく

関西ゼクシィ 大阪の会場・レストラン

私は、2003年4月19日に大阪南港に関西初といわれた大型ゲストハウス
の開業準備室長として開業させた。
その当時、大阪市街地にはゲストハウスといわれる施設はなかった。
まだ4年もたっていない現在、大阪市街地には驚くほど多くの
ゲストハウスが建てられた。

当社は大阪市街地内ゲストハウス戦争の徹底的な取材を続けている。

ご存知T&Gのゲストハウスが乱立した。
そこに当社調査隊の高評価の教会がある。

そして大阪KKRホテル躍進の責任者、Yさんが率いていたゲストハウス。


そのような激戦地区にはじめての異変を発見した。
徹底レポートで6ページを掲載するB社が割引を広告で出した。
最大60万円OFF、20名52万円のウエディングプランなどなど。
大手も苦しい戦いをしている証拠である。

つづく

婚礼エージェントについて

日本全国に多くの婚礼エージェントが存在する。
私は各地の会場では、エージェントの話を聞くようにしている。
エージェントに対する基本的な考えは共栄共存です。

エージェントでホテルや式場に対して威張っている会社もある。
紹介してやるからすべて持ち込みにさせろ。
ホテルは料飲売り上げだけで十分じゃないか。
衣裳屋が経営するエージェントは衣裳持込が原則。

「自分たちだけ儲かればよい」という考えに問題があります。
そこで当社ではエージェントのスタッフへの教育プログラムを、
開発しました。


ある大手AGTスタッフへの教育セミナー風景

結婚式の歴史から訪ねて来るカップルの気持ち、
ホテル式場がエージェントに期待していることなどをテーマにしている。

その為に多くのエージェントを見て回りました。


素敵に作っています。
話を聞くためにメンバー登録が原則のエージェントもある。


県民共済というエージェントもどきもあります。
そろそろ会場とエージェントが真剣にビジネスモデルを
構築しないとどちらかがなくなっていきます。

エージェントスタッフに婚礼ビジネスのすべてを理解していただく、
当社の教育プログラムにご期待ください。

過去の広告を再びが多くなっているぞ

多くの会場が、ゼクシィの大量広告戦争に巻き込まれている。
湯水のように広告費をかけて集客を狙う大手企業。
広告スペースではかなわない企業はどうすればよいか悩んでいる。

そこで過去の集客実績がある広告をリバイバルしている。
果たして集客に貢献するのだろうか。
事例研究
東海ゼクシィ 3年前の開業前に使ったイメージ広告


このコピーが集客に貢献したと思われる。


開業後3年たってこのように出すと集客に貢献するのでしょうか。

先日の「料理革命」のセミナーをご覧になったのでしょうか。
料理が主役の広告が登場しています。


皆様、ゼクシィは麻薬のように止めることができません。
出さなければ客が来ないと説得されます。
どのように出せばよいかを聞くと金を取られます。
そして集客に関してはまったく知らない顔をしています。

日本全国の地区別ゼクシィ広告の研究報告を始めます。
お楽しみに・・・・・。

ゼクシィ2月号 ミシュランの星の関係 その2

ミシュランのガイドブック東京版で星を獲得したレストランが、
ゼクシィ2月号でセールストークに使ってきた。
マスコミなどで放送されミシュランのガイドブックを知らない
花嫁候補はいないと思う。

このことが新規来客と成約率にどう影響するかは不明です。

さて、今日は同じゼクシィ2月号でミシュランの星を
ヘッドコピーに使っている例です。


メゾン ポールボキューズ 東京版では1つ星を獲得しています。
本国では3つ星の老舗です。



ピエール・ガニエール ア 東京 は東京で2つ星です。
ここも本国の3つ星を前面に出しています。

ちょっと関西版からミシュランネタを見つけました。


メゾン デ ジル アシアです。
もちろん関西地区でのミシュラン版は作られていません。
本国の2つ星評価を前面に出しています。

このように東京版で星を獲得した会場がミシュランを、
宣伝広告に利用しています。
また、フランス本国の高評価も使っています。

7年前、フランスから現役の3つ星シェフを呼んで、
ゲストハウスウエディングにて限定フェアを実施しました。
結果、3つ星の料理と言えば言うほど、誰も買ってくれない。
他の枠がすべて売れたのに3つ星の枠だけ売れ残りました。

ゼクシィ2月号の広告傾向は、素敵に施設を見せるです。
そのページの間にミシュランネタで対抗できるでしょうか。