関西ゼクシィ 5月号 関西の空の色 2

昨日の続きを見てみましょう。

空が青くない写真です。

全体的な印象はいかがでございますか。


きれいな青色の空ですね。


この会社はいつも青い空を持ってきますね。

本当に細かいと思うでしょうが、
花嫁候補の心のときめきは細心の注意を払って、
はじめて認められるのです。

多くの会場が目標の集客に達することがない。
大量に広告を出しても効果が出るでしょうか?

「そらみたことか」と言われないように・・・・。

本日は出張のためにここまで。
ありがとうございました。

関西ゼクシィ 5月号 関西の空色

関西ゼクシィ5月号を「関西の空」というテーマでチェック。

色々な空の色が存在することに気づく。

曇っている空の色。


白い空。


薄い青い色の空があった。


このお二人を輝かせたいのか空が薄い。

このように色々な色がある「関西の空」ですが、
集客に成功している会場の空の色は違うのです。

たとえば、この写真・・・・。


つづく

関西ゼクシィ5月号 心ときめかない写真は?

ゼクシィ広告では、競合他社との違いを出そう。
毎回、このように訴えております。

今日は、花嫁候補の心がときまかない写真とはを考えます。

その1
お城





花嫁はお城を見て「かわいいー」と言うでしょうか。
逆効果になる可能性もあるでしょう。

その2
飛行機





花嫁は飛行機を見て「かわいいー」と言うでしょうか。
花嫁の憧れが飛行機でしょうか。
逆効果になる可能性もあるでしょう。

広告担当者が気に入った写真が、
花嫁候補に気に入られるかどうかは別問題。

今日はほんの一例をご紹介しました。
他にも意外とあるのです。

ありがとうございました。

ゼクシィ首都圏版 5月号 桜は使うな

2008年3月28日(金)
首都圏の桜は満開との情報です。

ゼクシィ首都圏版5月号には桜をメインにした広告があります。
素晴らしい写真で「お見事」という表現が似合います。


さて、ブライダルビジネスにおいてこの「桜」を考えます。

ゼクシィ広告にインパクトを持たせるためにガーデンの桜を使う。
この桜を見て「桜の季節に結婚式がしたい」と言われたらどうしますか。
「自然が相手なので、約束はできませんが・・・」と言うしかない。
おそらく桜満開の土日祝は、年間でも1週間程度しかないでしょうね。
と言うことは、広告の写真は1週間限定の約束ができないプランです。
ややリスクが大きいのではないでしょうか。

そして、桜の花が散った後はどうでしょうか。
桜の木は、花嫁候補からみると「素敵な木」ではありません。
しかも虫が付いて落ちてきます。(と聞きました)
新規接客で、カップルを庭に案内中に毛虫が落ちてきたら、
「ギャー」と言われて新規接客が終ります。



どうでしょうか。
桜の花は素晴らしく綺麗ですが、お花見だけにとどめたほうが無難です。
料金が高いゼクシィの広告に使うのはやめられたほうが良いと思いますが、
いかがでしょうか。


関西ゼクシィ5月号 和婚特集 和婚の提案

関西ゼクシィ5月号に和婚特集がありました。
最近、ゼクシィはこのような新しい提案をします。


神社などの専門式場の広告は理解できます。

普通、和婚と違うイメージのホテルや専門式場が、
この特集のために「和婚」を提案している。







これらの提案はしないほうが良い。
花嫁候補が和婚を希望するのは、本物志向によるものです。
中途半端な提案に共鳴しません。

本物志向とはこれです。
「神様の前で『模擬』はない」


この本物志向は、ご存知「生田神社会館」でございます。

集客で苦労するのは、どこも同じ。
ゼクシィのお誘いに乗って、
あの広告、この広告とやたらに増やすのは、
ゼクシィにお賽銭を投げているようなものですよ。

ゼクシィ首都圏版5月号 別冊 憧れホテルウエディング2

ゼクシィ首都圏版5月号 
別冊 憧れのホテルウエディング 

昨日、申し上げたようにホテルの広告はモダンで優雅。
ページをめくるたびに同じような広告が続く。
皆様方もやって見られましたか。



もったいない印象です。大きく扱う写真が違うような気がします。


宴会場内の写真としてはインパクトがあります。
ただし、花嫁候補の好き嫌いがはっきり出るような気がします。



豪華な階段と素敵なドレス、この写真で来館した人はいますか


せっかくのホテル外観ですが、夜景にする理由は何でしょうか。

こうして見ていくと、何となく同じような感じになりませんか。
51社もまとめて広告を出しているのに違いがぼけてきています。
そして、この別冊の最後の広告が、
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルです。

もう皆様ご存知ですね。
誰もが認める集客力ですね。
この広告は2ページです。(大量広告が有利とは言えない)

なぜ、このページにぴたりと手が止まるのでしょうか。
それは花嫁候補が好きな色を使っているからです。
同じ青でも、花嫁候補がときめく色とそうでない色があります。

これまで見てきたホテルのモダンで優雅な色使いが、
花嫁候補の気持ちがときめかない印象になっていませんか。

ゼクシィとしては、ひとつのホテルに集客が片寄る事を嫌います。
できる限り同じような広告にまとめて集客が平均するようにしたい。
そして集客に成功した広告がでると、
ゼクシィは「あそこは集客しました」と言ってノウハウを語ります。

この繰り返しが続き、ゼクシィだけが厚くなります。






ゼクシィ首都圏版5月号 別冊 憧れホテルウエディング

2008年ゼクシィ首都圏版5月号 別冊付録
憧れホテルウエディング SUPPER BOOK

憧れホテル51件が広告を出している。

なぜ、ホテル広告だけ別冊にする必要があるのか。
それは、ホテルの集客が芳しくないとの意見を受けてでしょうか。

ゼクシィ広告でホテルのページは明らかに不利です。
いろいろな意味で不利です。
詳しくはまんぷく寺ホテルブライダルの危機をお読みください。 ここ

今回も別冊ホテルウエディングを、
何度も何度もペラペラめくって見たら、ある法則に気づいた。

ホテルはモダンで優雅な雰囲気を醸し出す。
適当に撮影した5ページを見ていただきたい。





ペラペラめくっていても違いが分かりますか?

たった2ページだけ、
明らかに違うページを発見。

皆様もゼクシィ首都圏版5月号 別冊ホテルウエディングをめくろう。
正解は明日以降にお知らせいたします。

つづく

ゼクシィ首都圏版5月号 ホテルオークラ東京 8

ゼクシィ首都圏版5月号 別冊
「憧れのホテルウエディング SUPPER BOOK」

ホテルの特集号でも、

ホテル(会場)はたくさん回って見比べるのがおすすめです!
決定は1ホテルです。決まらない接客をさせられるスタッフの
モチベーションはどうなるのでしょうか。

これでホテルのスタッフの決定率(成約率)もがた落ちですね。

伝統ある一流ホテルの料理について・・・。
ホテルオークラ東京の広告より

チューリンにてコンソメをサーブする。
本当に今でもコンソメをチューリンでだしているのでしょうか。

出席者の料理写真に「ローストビーフ洋わさび添え」があった。
花嫁候補のお嬢様が洋わさびを見て「おからみたい」と言った。
キャビアもフォアグラもトリュフも食べたことがない花嫁候補。

一流ホテルの婚礼料理はチームで作る料理です。
その調理システムは、そんなに変えられるものではない。
新メニューと言っても、斬新な料理が生まれにくい環境なのです。

ホテルが勝手に「美味い、美味い」と言うものだから、
食べた人は「ホテルが言うなら美味しいのだろう」と思い込む。
実際は期待して出かける割には口に合わないことが多い。

これが何年も続いたので客も分かってきた。
「ホテルの料理は無難だが美味しいものではない」と。

一流の高級ホテルでフランス料理を日常的に食べるお嬢様が、
ゼクシィを見て喜んでいるとも思えない。

ゼクシィにだす、花嫁候補を驚かせる料理の開発は、
「びっくりするお子様ランチ」を考えるより難しい。

これが高級ホテルで食べつくしてきた大磯顧客にいじめられている、
大磯料理人の私の意見です。
(大磯は歴代総理8人が愛した、関東屈指の別荘の町です)

いいですか、
今の花嫁候補は一流の料理人が一生懸命作った料理よりも、

この写真を見て「かわいいーーー」と泣いて喜ぶんです。
(撮影・まんぷく寺写真部)

つづかない










ゼクシィ首都圏版5月号 ホテルオークラ東京 7

ゼクシィ首都圏版5月号が届いた。
別冊付録で「憧れホテルウエディング」になっている。

今、皆様に問う。

ホテルに憧れを持っていますか?これもゼクシィ側の戦略です。
別冊にして紙質をあげて高級感をだしている だけ。

私は30年前に六甲オリエンタルホテルで研修をした。
その時の1時間の給料は200円です。
皿洗いをしていたスカイレストランのフィレステーキの値段は、
100Gで8,000円でした。(込み込み10,000円)
洗い場から見るレストランで食事するホテルのシーンは憧れでした。
あれから時給は5倍になったのに、ステーキの値段は変わらない。
私がホテルに憧れたように、花嫁候補はホテルに憧れるのでしょうか?
10,000円のステーキをプランにして5,000円で売っているのに。



この別冊を見ると、ホテルオークラ東京の広告が変わりました。

ホテルで働く人を中心に出しています。

「オークラスタンダード」の素晴らしさを強調している。

ゼクシィ広告の目的は、集客です。
この広告で何組のカップルがホテルに来たかを、
どうカウントするかがポイントです。
その為に軽自動車の新車4台分の広告費をかけている。

さっそく当社の花嫁目線委員会(HMI)に見てもらった。
ペラペラめくっていくゼクシィ別冊。
なんと、ホテルオークラ東京のページで手が止まった。
そして腹を抱えて笑い出した。
何を見て笑っているのかを見ると、

この写真である。

今の花嫁候補は「オークラスタンダード」には関心がないようだ。

がんばれ!ホテルオークラ東京!

つづく

ゼクシィ首都圏版2月号 ホテルオークラ東京 6

知名度のあるホテルオークラ東京のゼクシィ広告。
もう一度、ゼクシィ首都圏版2月号を見てみよう。

ゼクシィ首都圏版2月号の厚さは、缶コーヒーBOSS贅沢微糖の半分。


その東京23区のページは、380ページもあります。


東京23区の広告は10ページからページ数が少ない順に並ぶ。
花嫁候補はペラペラめくる。
ホテルオークラ東京(2ページ)に到着するのに246ページもめくる。
すでに花嫁候補の手は疲れきっている。(6名実験結果全員素通り)
ちなみに23区のページ総数は380ページです。
加えて、2月号にはブライダルフェアが付いていて、
別冊(181ページ)になっています。
別冊内の23区会場を加えてみると約500ページになります。
広告掲載会場は141会場も出しています。

ここまで多くの会場が、あの手この手と花嫁候補を誘う。
花嫁候補は、何が良くて何が悪いかを見失う瞬間、
ゼクシィは愛の手を差し伸べる。

会場は5軒以上見比べるのがお勧めです。

しかも5会場記入するフォームまでつけて・・・。


集客に成功している専門の式場(ハウスW含む)は、
ゼクシィに命をかける。
大量広告で上位位置を確保している。
その証拠は、23区内の知名度名あるホテルは、
158ページめに、リーがロイヤルホテル東京が最初。(4ページ広告)
その前は、ブライダルホテルを含む専門式場なのです。

まじめにホテルビジネスを考えるホテルマンの皆様には、
専門式場の必死さとしたたかさにはとてもかなわない


その証拠が、下の数字です。

ホテルオークラ東京の婚礼ができる宴会場は16会場。
2007年度の婚礼施行数は615組。
平均招待数75名、一組売上げ340万円前後、
客単価が45、000円。
宴会場の婚礼稼働率は19.2%です。

今、ゼクシィをペラペラめくる花嫁候補は、
東京ホテル御三家という言葉も知らない。

つづく