2008.08.31 Sunday
ゼクシィ地方版10月号 割引広告を考える
本日(2008年8月31日)で、8月が終わります。
管理人は本日も出張先にてブライダルビジネスを実践しています。
ある地方のゼクシィを見ていて、すごい割引広告を見つけた。
この割引広告について考えてみよう。
考え方事例研究:
あなたは、Aホテルに泊まりたいと思いました。
旅行雑誌でお得にAホテルに泊まれないか調べました。
すると、雑誌にAホテルの50%割引券が付いていました。
あなたはその50%割引券を使い、Aホテルに安く泊まりました。
この次、あなたはAホテルに泊まるとき、
割引券が無くても泊まりますか。
泊まった人でなくても、Aホテルの割引券の存在を知った人が、
割引券が無くてもこのAホテルに泊まりますか
割引券の存在を知らなければ、定価で泊まるかもしれません。
私は、同じような考え方で、ゼクシィに割引と出してはいけないと言う。
ある地方ホテルのゼクシィ広告を見てみよう。(4ページ広告)
ヘッドコピーに、限定プランとさらにお得とでている。
なぜか、オンシーズンの3月〜6月にお得プランを出している。
先着30組限定
ベストシーズンの5月にさらに割引のプランを出す。
先着30名限定
ゼクシィの営業は、特典やプランを枠で囲み限定にすれば、
客はどんどん来ると断言する。(あのT&Gも同じような広告でしょ)
この地区の競合施設数社は、割引を一切出していない。
割引広告を出したホテルは、今後、定価販売が困難になる。
競合施設でも、○○ホテルはこんなに安いと割引を要求される。
割引戦略をとらない競合施設としては、迷惑以外の何者でもない。
割引の存在を知らないカップルが、
大幅割引の広告を見て、あえて定価で申し込むとも思えない。
旅行会社のパックツアーは、月や曜日によって価格が違う。
この価格の違いに対して、「この日は割引や特典です」とは書いていない。
シーズンによって価格が違うことが常識になっている。
結婚式は始めてのカップルが多いのでこの常識が通用しない。
だから、割引を前面に出してしまうと、定価まで疑われるようになる。
ご理解いただけたでしょうか。
ゼクシィ営業マンの言うことを疑うことから始めましょう!
つづく
管理人は本日も出張先にてブライダルビジネスを実践しています。
ある地方のゼクシィを見ていて、すごい割引広告を見つけた。
この割引広告について考えてみよう。
考え方事例研究:
あなたは、Aホテルに泊まりたいと思いました。
旅行雑誌でお得にAホテルに泊まれないか調べました。
すると、雑誌にAホテルの50%割引券が付いていました。
あなたはその50%割引券を使い、Aホテルに安く泊まりました。
この次、あなたはAホテルに泊まるとき、
割引券が無くても泊まりますか。
泊まった人でなくても、Aホテルの割引券の存在を知った人が、
割引券が無くてもこのAホテルに泊まりますか
割引券の存在を知らなければ、定価で泊まるかもしれません。
私は、同じような考え方で、ゼクシィに割引と出してはいけないと言う。
ある地方ホテルのゼクシィ広告を見てみよう。(4ページ広告)
ヘッドコピーに、限定プランとさらにお得とでている。
なぜか、オンシーズンの3月〜6月にお得プランを出している。
先着30組限定
ベストシーズンの5月にさらに割引のプランを出す。
先着30名限定
ゼクシィの営業は、特典やプランを枠で囲み限定にすれば、
客はどんどん来ると断言する。(あのT&Gも同じような広告でしょ)
この地区の競合施設数社は、割引を一切出していない。
割引広告を出したホテルは、今後、定価販売が困難になる。
競合施設でも、○○ホテルはこんなに安いと割引を要求される。
割引戦略をとらない競合施設としては、迷惑以外の何者でもない。
割引の存在を知らないカップルが、
大幅割引の広告を見て、あえて定価で申し込むとも思えない。
旅行会社のパックツアーは、月や曜日によって価格が違う。
この価格の違いに対して、「この日は割引や特典です」とは書いていない。
シーズンによって価格が違うことが常識になっている。
結婚式は始めてのカップルが多いのでこの常識が通用しない。
だから、割引を前面に出してしまうと、定価まで疑われるようになる。
ご理解いただけたでしょうか。
ゼクシィ営業マンの言うことを疑うことから始めましょう!
つづく