ブライダル料理を斬る その7

 本日は、2010年11月30日 ブログ1072号です。


本当に美味しい料理は理屈ではない。

今日は、私の食歴から「なじみのメニュー編」

パエリア

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1988年8月23日

フランス・ニースのパエリアカフェ 夏は外で食べる。

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「パエリアってこんなに美味しかったんだ」

本当に驚いて生涯忘れられない食事となった。



ブイヤベース


1988年8月24日

ミシュランのガイドブックに

ブイヤベースで1つ星をとっている店を発見。

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マルセイユの海岸沿いにあるレストラン

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なんと!

海水浴場の上にある「海の家風」レストラン。

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レストランから眺めたビーチ!

ちなみにヨーロッパの海水浴場は

トップレスが当たり前です。

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また料理の写真は紹介しますが、

このときに食べたブイヤベースは最高であった。

その後、日本でメニュー開発を試みたが、

この店のブイヤベースを越えるものは出来なかった。


本当に美味しい料理との出会いは、

生涯忘れられない。  管理人


つづく


週刊ダイヤモンドの取材号発売

 本日は、2010年11月29日 ブログ1071号です。

まんぷく寺ブライダル最前線を、

すべて読んだという方が取材に来た。

「週刊ダイヤモンド」でございます。

まんぷく寺管理人

「隠すものはなにもございません」


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気になる人は、

必ずコンビニや書店でお買い求めください。

立ち読み禁止です。




管理人

「うまく書けてるわ」


つづく

ブライダル料理を斬る その6

 本日は、2010年11月28日 ブログ1070号です。

3月末が決算の会場は今年の営業はほぼ終わり。

何もしなければ、

来年度の数字は今年を下回る。


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(管理人撮影30年前のホテルの料理写真)



すでに来年度の戦略は考えられていますか。

最も確実に数字を上げる方法です。

「料理を美味しそうに見せて、

美味しそうに語る」戦略です。



まんぷく寺調理部が監修した料理写真。

2ホテルと1専門式場で撮影した写真。



肉料理編

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料理の盛り付けでしょうか。

接写がいいのでしょうか。

カメラマンのスキルでしょうか。

カメラマンの得手不得手でしょうか。

ようく見てください。



これらの写真の中で、

営業数字が抜群に伸びた写真と、

営業数字が伸びなかった写真がある。

その原因は何でしょうか。

お分かりでしょうか。

つづく


ブライダル料理を斬る その5

 本日は、2010年11月27日 ブログ1069号です。


ブライダルビジネス

新規の決定率を料理で上げる。


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ネットで料理を「美味しそうに」見せることは可能か。

まず、見る人が空腹かまんぷくかによっても違う。

過去に美味しく食べたものと初めて見る料理も違う。

この3日間で管理人が食べた

B急グルメの写真を見てみよう。

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焼き飯

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スーラータンメン

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串盛り

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串かつみそ

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チキンのユッケ

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スナズリの縁側(スペシャリティ)

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とりかつ タルタルソース


一度でも「おいしそうやな」と思った方は、

このような料理写真アルバムを工夫しよう。


つづく


ブライダル料理を斬る その4

 本日は、2010年11月26日 ブログ1068号です。

2010年11月22日(いい夫婦)に友人の

結婚式に出かけた。


料理も豪華絢爛であった。

まず、はじめて見たメニュー表。

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両面印刷。

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前菜

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造り

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ふかひれの姿入りスープ

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オマール海老

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牛ひれ肉

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ご飯

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デザート

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ウエディングケーキ

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実際、結婚披露宴に列席した人が、

料理に対して意見を述べることはできない。

どうしても新郎新婦の顔が目に浮かぶ。

「やはり言えないし、書けない」

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この心理が原因で、

ブライダルメニューが美味しくならない。

つづく


楽しかったホテルウエディング その3

 本日は、2010年11月25日 ブログ1067号です。

2010年11月22日(いい夫婦の日)に

ホテルウエディングに招待された。

これまでに経験したことがない演出があった。

紹介する。

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和風の高砂席

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ここで鏡開きが行われた。




そして、


緞帳が閉じられ、



緞帳が開いた瞬間、


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高砂席のドンデンがあった!

すごくないですか。


そして、

同業と言う垣根を越えた演出もあった!

競合するウエディング施設の皆様も招待されて、

競合施設の皆様がお祝いに来られれた。

こんなことってありますか。

湘南の素晴らしい仲間たちの絆に涙した。


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湘南ウエディング協議会の皆様の歌のプレゼント。



そして、


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ゼクシィからお祝いのビデオレターの演出に驚いた!!



ホテルの皆様に申し上げます。


時代は、確実に変化しています。

世間が悪いのではなく、

ついていけないあなたが悪い。


ホテルウエディングもとっても楽しかった。

さて、あなたはどう思いますか?


おわり

楽しかったホテルウエディング その2

 本日は、2010年11月24日 ブログ1066号です。

2010年11月22日 いい夫婦の日に

友人の結婚式がホテルサンライフガーデンであった。

本当に楽しい披露宴でした。

そのひとつ、

信じられないテーブルセットを紹介する。

「驚かないでよ」

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宴会場の前のお祭のセット

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縁日風ウエルカムボーード?



そして、テーブルに座って度肝を抜かれた!

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テーブル装花は、ヨーヨーと駄菓子がつけている。

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お、これは何だ??

ヨーヨーと水の入ったアクリルの容器だ。

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お、何かが動いている。

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え、金魚が入っている。



「意味が分からない」


分かった!!

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結婚披露宴でヨーヨーつりが楽しめる!


そして、

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金魚すくいが出来るようになっている。

そして、

ゲストが金魚すくいをやっている。

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いやー、ホテルウエディングって本当に楽しいですね!

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このアイデアを出した人に乾杯!

つづく


楽しかったホテルウエディング その1

 本日は、2010年11月23日 ブログ1065号です。


2010年11月22日(月) いい夫婦の日

湘南にあるホテルサンライフガーデンにて

友人の結婚式と披露宴があった。

ある意味、ホテルブライダルの素晴らしさを感じたので

皆様へお知らせします。

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冬でも花が咲いているガーデンからチャペルを撮影。

このチャペルは外観からは見えない超ハイテクチャペル。

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チャペルの天井が大きなスクリーンになっている。

結婚式が始まる前に、映像のショーがあった。

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やはり大聖堂は大スケールという感じが出ますね。


一応、事前に写真とビデオの撮影が禁止と言われた。

「そういわれても写真は撮りたい」

私の隣で、

「ピピ」と大きな音が出る携帯電話で撮影する人がいた。

「ピピ」

「ピピ」

何度も回りに分かるように撮影していたが、

つまみ出されることはなかった。


11月22日のいい夫婦の日に

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1122のナンバーの車でホテル披露宴会場へ移動。

披露宴会場の前

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なんじゃこれは!!!!!!


披露宴のセットで度肝を抜かれた!

つづく

ブライダル料理を斬る その3

 本日は、2010年11月22日 ブログ1064号です。

私は、1980年に念願のホテルに就職した。

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このホテルでの修行は、すさまじい内容であった。

朝、コーヒーハウスの朝食サービス。(パニック)

昼、結婚披露宴のキャプテン業務兼料飲サービス。

夜、修学旅行のフルコースサービス。(皿25枚一度に下げる)

このパターンが毎週毎週繰り返される。

83日間休みがなかった!

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当時の倉敷には配膳人紹介所がなかった。

よって、すべての宴会業務を8名のメンバーだけで行う。

上の写真は、1000名パーティの1シーン。

どんな結婚披露宴もメンバーだけのサービス。

披露宴の掛け持ち、高砂の席をスライドさせる。

色々な意味で無茶と思える宴会も無難にこなした。


ここでは何でも経験できた。

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80名の結婚披露宴のセットをたった一人でやったこともある。

テーブルも何もない体育館のような宴会場で、

テーブルを並べ、金屏風を出し、クロスを掛け、

高砂の席を作る、皿を並べ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

やっと完成、8時間かかった。


地方ホテルで料飲サービスのほとんどを学んだ。

しかし、提供している料理に満足が出来なかった。

ただのウエイターが料理について調理人に

助言などできなかった。


そうなのである、この時代のコックはほぼ威張っていた。


もっと本格的な料理を学びたいと考えた。

そこに、フランスミシュラン2ッ星のレストランを持つ

ホテルが大阪にオープンする情報が入ってきた。


そして、

1982年 パリのレ・セレブリテ(シェフ・ロブッション)姉妹店

への転職を果たした。(ホテル日航大阪内)

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レ・セレブリテ 開業時の記念写真


開業前、ここの料理を見て驚いた!!!

なんて美味しそうなんだ!!

「これだ!俺が求めていた料理だ!」


本当に美味しい料理に理屈はいらない。

食べたら分かる。

「うまい」

つづく


ブライダル料理を斬る その2

 本日は、2010年11月21日 ブログ1063号です。


1975年

心身ともに傷ついた管理人は就職した。


神戸の国道二号線住吉にできた、

ロイヤルホスト関西一号店を経営する、

大阪ガスの子会社に一期生として就職。

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1976年5月 九州博多 ロイヤルホスト春日原店

研修生の管理人は唯一、めがねを掛けている。

3ヶ月の研修で10Kもやせた。

「なしてこげんつらかね」と思った。


しかし、

ロイヤルという会社は、アメリカンマネージメントを学び

実践していた。

完璧なレシピーとマニュアルを開発して、

衛生管理に関しては完璧なほど厳しく指導された。

今思うと、本当にありがとう!


ホテルマンになりたい。



ホテルで一流の料理を学びたい。



こうして、管理人はホテルに手紙を出した。


倉敷アイビースクエア

「調理場は定員一杯ですが、

サービスなら空きがあります」


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そして、料飲サービス部門に入った。

管理人は一見かわいい右下の青年。



当時のホテルでは、

調理人が恐ろしいほど威張っていた。


つづく