テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その11

 本日は、2012年6月30日 ブログ1622号です。

ブライダル業界のインターネット集客について。

Step 1

サイトに来たゲストが逃げないような仕掛け。

来館予約に導く仕掛け。

まず、このようなサイトを作ることです。


テイクアンドギヴ・ニーズ社のサイトを簡単に検証します。

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インパクトのあるプランを公表している。

オフシーズンだけではない全日適用する

きめ細やかなプランを作っている。


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最近は、大胆に最大◎◎◎万円プレゼント的な表現が多い。

集約に成功していると仮定すると、

結婚を考える花嫁さんには効果を発揮する表現と言える。

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この表現を競合各社がTTPすると、

当然のごとく効果が薄くなってくる。


テイクアンドギヴ・ニーズ社が考えた、

次の一手とは何か?

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その10

 本日は、2012年6月29日 ブログ1621号です。

テイクアンドギヴ・ニーズ社の2012年3月度の決算。

拡大路線をしない既存店が予算通りに売れている。

雑誌広告を◎◎%削減しても集客に成功している。

では、ネット戦略なのか?

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One Heart Wedding をコンセプトに世間へアピールする。

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かなり頻繁にサイトを変更している。

全国展開する企業のサイト VS ローカル企業のサイト

さて、どちらが有利なのでしょうか?



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ブライダル企業サイトの目的は来館予約です。

どうすれば来館予約に導けるか?

テイクアンドギヴ・ニーズ社の公式サイトは、

どのような作戦を展開しているのか?

つづく



テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その9

 本日は、2012年6月28日 ブログ1620号です。

お知らせ 
ザ・プロフェッショナルウエディングより ここ



テイクアンドギヴ・ニーズ社の集客戦略解説。

2012年3月期発表の決算資料では、

1組当たりの単価を3,975千円と発表している。

これは全国の会場の平均金額です。



この数字をふまえて、

雑誌の広告戦略をチェックしましょう!


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全国ゼクシィをチェックした結果、見積例は200万円〜380万円になっている。



そして、先輩カップルの総額平均では、

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いずれの会場も300万円前後が総額平均になっている。

決算発表の約400万円とは100万円の差額。



加えて、

ほぼ年中通用するプランの存在、

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この30名と言う人数はあきらかに現実的ではない。

しかし、この人数は非常に綿密にあることを分析した結果の数字である。

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サマープラン、スプリングプラン、オータムプラン、ウインタープラン

要するに年中利用できるプランをアピールしている。

この最大◎◎◎万円分プレゼントという表現。


そして、以下のような特典がアピールされている。

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もうお分かりでしょうか。

集客のための雑誌広告戦略は、

集客目的の見積の存在、

集客目的の先輩カップルの総額平均の存在、

集客目的のプランと特典が存在することです。


そして、これらの集客戦略が成功しているという事実。


皆様、これで驚いてはいけない!

まだまだ存在する集客戦略がある。

まず、ネット集客の現状報告から・・・・・。

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その8

 本日は、2012年6月27日 ブログ1619号です。

直営店事業の拡大をしないテイクアンドギヴ・ニーズ社の業績が、

下がっていない要因を説明しています。(かなりぼかして)

どうして結婚するカップルを玄関まで呼んでいるのか。

たとえば、

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80名で336万円の見積例。

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ここは、同じ80名でも296万円です。

この違いはある基準によってきめられています。

競合施設の支配人ならば、答えがすぐに出てくるでしょう。


広告には、

プランおよび特典が存在します。


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この手段は集客の何を目的にしているのでしょうか。

分かりますか?

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久しぶりの新規開業会場でございます。

このコピーにはカップルを呼ぶ必殺技が入っています。

さて、何でしょうか。

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この広告は、テイクアンドギヴ・ニーズ社として珍しく弱気な会場です。

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70名で234万円の見積金額の意味が分かりますか。

それと、この広告には明らかな嘘が入っています。

これも理解しているのでしょうか。



本当にきめの細かい集客戦略の実施で、

目標を達成し続けるテイクアンドギヴ・ニーズ社。


後だしじゃんけんで勝てる方法があることに気づいていますか。

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その7

 本日は、2012年6月26日 ブログ1618号です。

2012年度のテイクアンドギヴ・ニーズ社の決算報告。

ゼクシィ広告を減らしても集客に成功している。

その戦略とは?

そのヒントを惜しげもなく公開する、まんぷく寺親切部。

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100名の見積例。

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トップコピーも分析に役立てましょう。

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過去の広告と何が変わったのか?

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よーく見てみましょう。

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何かが違っていますよ。

ズームイン!!

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分かりますか?

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はい、ここまでが限界です。

次にこれです。

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これらのゼクシィ広告は月が違うものを参考にしています。



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とうとう発見してしまいました。

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その6

 本日は、2012年6月25日 ブログ1617号です。


2012年度テイクアンドギヴ・ニーズ社の決算から

競合施設支配人の立場として分析しています。



集客戦略の分析方法。

T&G社は、ゼクシィ広告を◎◎%ほど減らしました。

しかし、

施行組数を維持している。

その要因は何でしょうか?

ゼクシィ広告以外の方法が効果を上げたのか?

接客技術が向上したのか?

ブライダル業界の将来におけるヒントになるのか?


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全国61会場トップに君臨する青山迎賓館。

テイクアンドギヴ・ニーズ社の強気の広告です。

詳細の解説は致しません。


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まず、この広告戦略を頭に入れましょう。

そして、全国各地の会場のゼクシィ広告と見比べてみましょう。

テイクアンドギヴ・ニーズ社のゼクシィ広告戦略は、

意外にも単純な法則によって実施されている!?

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その5

 本日は、2012年6月24日 ブログ1616号です。


テイクアンドギヴ・ニーズの業績の成功は集客です。


単純に集客にスポットを上げるだけではいけない。


その分析の前に数字を見る必要がある。


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(画像は集客成功の証拠が示されています。解説はなし。)


2012年度の直営店の数字は、

9,738組の施行で、1組当たりの平均売上は、3,975千円です。

テイクアンドギヴ・ニーズ社直営店の年商は387億円。


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この数字をゴールとして、そのプロセスを分析すれば戦略が見える。


集客戦略を見ていく前に質問です。


全国で同じ戦略が行われているのか。

ゼクシィ広告はどう変わったのか。

ゼクシィに変わる集客戦略とは何だ。

集客専用商品の存在とは。


テイクアンドギヴ・ニーズ社の集客戦略は見え見え!

だが、競合店のホテルや専門式場ができないものかも?


つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その4

 本日は、2012年6月23日 ブログ1615号です。

テイクアンドギヴ・ニーズ社の直営店戦略研究。

(画像で戦略の肝をアピールしています。)

2012年度、直営店の年間合計で9,738組の施行。

全国の会場数が61会場87バンケットです。

1バンケットあたりの施行平均は、111.9組です。

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決算発表の数字を分析すると、

テイクアンドギヴ・ニーズ社は、1バンケット100組が損益分岐点。

この数字は、既存のホテル、専門式場、レストランなどと比べて

かなり高い数ではないでしょうか。

テイクアンドギヴ・ニーズ社の直営店売上実績は、

2008年度を境に5年間もこの数字を維持している。

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なぜ、売り上げを落とさずに業績を維持できたのか。

ブライダルビジネスにおける理由は簡単です。

集客に成功したから。

はたしてどのような集客戦略を実施したのでしょうか。

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その3

 本日は、2012年6月22日 ブログ1614号です。


T&Gはホテルの婚礼業務プロデュースで事業拡大。

レストランプロデュースからホテルを目指す理由。


T&G発表の決算資料より


レストランプロデュースは、

平均人数 50〜60名

平均売上 2,200〜2,300千円


それに比べてホテルは、

平均人数 70〜400名

平均売上 3,500〜5,000千円

1件当たりの売上は直営店より大きい。


もし成功すれば手間の割に売上が上がる。

つまり、魅力的なマーケットと言える。


では、T&Gは2年間でホテル部門50億円売れるようにできるのか。

競合施設の支配人としては気になる。

現実にはそんなに甘くないと思う。

理由は、過去発表の戦略に対する成功事例の無さ。

一般宴会拡大事業、大阪施設別プロデュース事業などなど。


もし、同じマーケット内でT&Gが

ホテル婚礼の受託を始めたらどうするか。

チェックポイントは2点だけ。

つづく

テイクアンドギヴ・ニーズ評判と決算その2

 本日は、2012年6月21日 ブログ1613号です。


テイクアンドギヴ・ニーズ社の決算より

競合施設支配人の立場で分析します。



まんぷく寺ブライダル事業部に入った情報。

とある地方都市でレストランウエディングのプロデュースの話があった。

そのレストランは過去にT&Gがプロデュースした施設。


私が出した結論は、

T&Gがプロデュースしてダメだった施設は手を出すな。


T&Gのレストランプロデュースは必ずしも成功しているとは言えない。


テイクアンドギヴ・ニーズ社は創業からレストランとの提携を続けている。

2008年の17レストランをピークにして2012年度は11レストラン。

2012年の実績は、

805組の施行

挙式披露宴単価

2,844千円

単純計算すると、

1レストランあたり年間73組の施行実績。

年間73組は、シーズンの土日にウエディングを受注している状況。

但し、長野県のホテルプロデュースを含む。


ホテルや専門式場の立場では、それほど気にする必要はない。

それよりも気になることがある。


決算にて告知事項

ホテルの婚礼受託事業の拡大

2014年度までに50億円を目標とする。

T&G社の国内事業拡大の戦略です。


ホテル婚礼受託については明日。

つづく