リゾートホテル総支配人像その2

本日は、2016年10月31日(月)

 

ブログ2781号です。

 

リゾートホテルの総支配人像。

 

新卒の総支配人の下で働く

 

ホテルのスタッフが多く辞めていた。

 

この原因を下から目線で見ていた私は、

 

何点か気づいた点がある。

 

このリゾートホテルを経営する

 

会社に降格人事が存在した。

 

この総支配人も過去に降格人事

 

を受けている。

 

おそらく、現場の声を強く会社に

 

伝えたところ、総支配人失格という

 

各印を押されたようだ。

 

 

私の目から見る限り、

 

この総支配人はまじめで

 

一生懸命仕事をしている。

 

総支配人には、スタッフの誰も

 

文句を言えない。

 

その理由は、

 

なんと!

 

総支配人自身が、72時間連続勤務を

 

しているからだ。

 

 

通常の総支配人勤務、

 

送迎ドライバー勤務、

 

ナイト業務、

 

などなど

 

辞めた人の仕事を総支配人がやっている。

 

ずっとホテルにいる。

 

もう、車の送迎勤務などさせられないと

 

総支配人を見かねたスタッフが、

 

総支配人の仕事をヘルプする。

 

宿泊、ハウスキーピング、レストラン、

 

ゴルフ場、などで働く人たちは、

 

職場のリーダーがヘルプに回るので、

 

現場の負担が増えて崩壊につながる。

 

 

現場で働くスタッフは、疲れていても

 

休憩がなくても、お客様がやってくる。

 

気力も体力もすり減ったスタッフは、

 

唯一、残された選択が退職である。

 

 

どうも、

 

このホテルの現状はこれだと気づいた。

 

 

夏の多忙時期を前に、

 

チェーンホテルからヘルプがやってくる。

 

そのヘルプも、ここで退職してゆく現実。

 

完全にマイナスのスぺクタルに入っている。

 

 

総支配人は、降格人事から努力で

 

元の職務に戻ったようだ。

 

まさに、どりょっくの人だが、

 

ここでまた、会社に現状を報告すると、

 

再び降格人事になる恐怖を感じているのかも。

 

 

では、どうすればこの現状から

 

脱することができるのだろうか。

 

つづく

 

 

 

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リゾートホテル総支配人像その1

本日は、2016年10月30日(日)

 

ブログ2780号です。

 

今日から、

 

リゾートホテルの

 

総支配人像を見つめます。

 

私が勤めたリゾートホテルでの、

 

私の役職はマネージャーです。

 

これは、社内的には総支配人職。

 

ただし、試用期間(三か月)は、

 

現場にて研修という形。

 

 

これは、私にとってラッキーでした。

 

つまり、現場目線でホテルを見る。

 

約30年ぶりにホテルのダイニングに立った。

 

会社を下から目線で見る。

 

事件は現場で起きている。

 

 

この現場と、会社の間に立つのが

 

総支配人です。

 

このホテルの総支配人は、

 

新卒後20年の中間管理職。

 

 

まず、なぜ人が辞めるか?

 

2015年5月30日の組織図を見た。

 

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レストランには、社員6名、パート7名がいた。

 

私が入った7月初旬に6名になっていた。

 

このホテルは、1月から3月まで休館がある。

 

開業2か月後に15名いたスタッフが、

 

わずか一か月で7名が辞めたことになる。

 

いえいえ、レストランだけでも

 

これだけ辞めている。

 

ホテル全体を見れば、もっとひどい。

 

ゴルフ場の責任者も辞めたようだ。

 

 

このような状況に置かれたホテルの

 

総支配人は何をしなければならないのか。

 

 

信じられない現状があった!!

 

つづく

 

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その9

本日は、2016年10月29日(土)

 

ブログ2779号です。

 

今日は、スタッフの病気と

 

精神的なプレッシャーについて

 

語ります。

 

 

リゾートホテルへ来るゲストは、

 

日頃のストレスを解消するために

 

来てる。

 

リゾートホテルに働くスタッフは、

 

その環境が原因で病気になっている。

 

 

このホテルのヘルプスタッフ社員の話。

 

ほかの社員から「あの人うつ病だから」

 

と聞かされた。

 

私「病気なのになぜ働かせているのか」

 

社員「ほかに人がいないから」

 

そういわれれば、奇行が目立つ。

 

 

急激に勤務態度が変わる。

 

自分が責任者と思い込んでいる。

(病状が出た時)

 

周りのスタッフにくってかかる。

 

それが、他部署にも及ぶ。

 

急に職場から消えたと思ったら、

 

他部署で言い争いになっている。

 

 

本来なら、病気療養してもらう事例だが・・。

 

 

わたしも、さすがに

 

触らぬ神に祟りなし。

 

なんとも、ストレスのたまる職場だ。

 

 

具体的な事例。

 

多忙期を前にした朝食はブッフェ。

 

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テーブルの出し入れ、

 

宴会用の什器備品の出し入れ。

 

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どうした消防法は?

 

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100名くらいの朝食も3〜4名のスタッフ。

 

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とにかく、什器備品が足らないので、

 

料理やドリンクの補充で精一杯。

 

 

 

「ちゃんとした道具も買ってもらえないとのこと」

 

「ある物を使って、やっつけ仕事」

 

 

 

ゲストが出た後には、

 

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食い散らかし状態。

 

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営業時間中は下げ物もできない。

 

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アルバイトの青年は、週3日は無断欠勤する。

 

 

「病人とか、無断欠勤者をなぜ切れないか」

 

「求人募集に対する、応募が全くない」

 

「長年営業するホテルなので、

 

職場環境の悪さを地元の人が知っている」

 

 

まさにお手上げ!!

 

せめて、入社前に知らせてくれ!!

 

 

 

やっと、朝食営業が終わり、

 

必死で下げ物をして、

 

ディナーのテーブルセットを終えて、

 

事務所に行ったときに、

 

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全く聞いていないレストランがらみの

 

企画書が貼っている。

 

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このホテルで働き始めて、

 

日々、

 

働く環境が悪化している。

 

しかも、

 

人が全く増えない。

 

多くのスタッフが病気になっている。

(おそらく私も含む)

 

 

 

私の場合、三か月間は研修期間として

 

レストランの現場で働いている。

 

三か月がたたないと社用車の運転禁止。

 

 

 

そのために、ほかの社員が

 

ゲストの送迎に駆り出される。

 

ゴルフ場のレストランへ駆り出される。

 

イベントのヘルプに駆り出される。

 

常に運転を許されない私だけが残されて、

 

ランチ営業のワンオペが日常となった。

 

 

どうでしょうか。

 

入社からひと月の出来事です。

 

では、総支配人は何をしているか?

 

この話は明日。

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その8

本日は、2016年10月28日(金)

 

ブログ2778号です。

 

調理人が大問題!!

 

私が、このリゾートホテルに行って

 

「信じられない驚き!」

 

を感じたのは洋食料理長です。

 

 

私はレストランサービスを

 

始めて約40年間。

 

それまでに一緒に働いた

 

料理長は何十人。

 

一度もストレスなど感じたことがない。

 

ここは違った。

 

リゾートホテルの人手不足

 

の主要因が料理人という事実。

 

 

私が入社した時点で、

 

洋食調理は3名いた。

 

料理長は、地方都市で

 

オーナーシェフをしていたらしい。

(閉店)

 

元ホテルの定年コック。(派遣)

 

独立希望の若きコック。(アルバイト)

 

この3名で70名の

 

フルコースディナーを作る。

 

この3名の間に信頼関係はない。

 

 

まず、私の知る料理長像は、

 

多くの弟子の中から、

 

このホテルに合う

 

スーシェフを連れてくる。

 

または、

 

自分の人脈でスタッフをそろえる。

 

これは長年感じていたこと。

 

 

オーナーシェフをしていた人なら

 

簡単に連れてこれそうだが。

 

いないということは、

 

それなりの理由があるのだろう。

 

 

ある日、

 

料理長が若きアルバイトコックに

 

「聞き流しができないほど・・」

 

汚い言葉で叱っていた。

 

しばらくして、

 

この若きコックは無断欠勤して

 

来なくなった。

 

ここにこのホテルの問題がある。

 

このスタッフの補充ができないのだ。

 

夏の超多忙時期、

 

二人で多くのゲストに対応する。

 

案の定、定年コックは体を壊し

 

療養に入ってしまった。

 

ということは、

 

70名のフルコースディナーの

 

調理場にはコックが独りだけ。

 

 

この時期の料理長の

 

狂気的な勤務態度には驚いた。

 

加えて、サービススタッフも

 

自分に絶対服従するスタッフ以外

 

調理場に入れない。

 

入れるのは一人だけ。

 

 

当然、私は調理場に出入り禁止。

 

 

これすべて事実。

 

 

人が傷つく言動が頻繁に出る。

 

この料理長がいるだけで、

 

職場の雰囲気が劣悪になっている。

 

 

当然、私は会社に何とかしないと

 

大変なことになると報告。

 

というか、

 

すでに大変なことになっている。

 

 

この料理長のパフォーマンスは、

 

上顧客にはペコペコして、

 

動きの悪いサービススタッフを、

 

勝手に帰す。

 

会社の経営陣が来たらペコペコ。

 

 

もうお分かりと思うが、

 

この料理長の影響で

 

このホテルの多くのスタッフは

 

辞めたと思う。

 

 

それに何の対策もとれない

 

経営陣の責任は大きい。

 

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(写真はイメージ)

 

料理長と言われる人は、

 

人望がなければ迷惑な人で終わる。

 

何よりも、

 

お客様に持って行く料理が、

 

恥ずかしいというレベルでは・・・。

 

 

私の職歴史上、最悪の料理長と出会った。

 

 

 

私と長い付き合いの料理長に相談した。

 

私「このホテルどう思いますか」

 

シェフ「私もこのホテルチェーンに

 

ヘルプしたことがあるが、

 

この会社は最悪ですよ」

 

と業界でもブラックと言われていた。

 

 

会社はなぜ、注意できないのか?

 

辞められるとまた探すのが嫌だから。

 

 

 

リゾートホテルにとって、

 

調理人の確保は大きな問題。

 

 

対策はありますが言えない。

 

つづく

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その7

本日は、2016年10月27日(木)

 

ブログ2777号です。

 

リゾートホテルの体験を語りながら

 

慢性的な人手不足からの脱却。

 

対策に行くまでに、

 

現状報告が多すぎて、

 

まだまだ、続きます。

 

 

 

夏休みに近づき、

 

宿泊客が多くなったころ、

 

7名のレストランサービスは、

 

気が狂うほど忙しく、

 

料理を出すだけで精一杯!

 

日本料理は会席料理。

 

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ある月のメニュー。

 

フランス料理

 

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ある月のメニュー。

 

この皿、異常に重い。

 

テーブルセット。

 

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日本料理のお客様。

 

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フランス料理のお客様。

 

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わがままなお子様セット。

 

多忙日は、

 

100名を超す宿泊客。

 

和食50名、

 

フランス料理70名。

 

このゲスト数は次の日の朝食へ。

 

会席料理もフランス料理も

 

コース形式なので何度も行かねば。

 

ゲストも一度に来ない。

 

約1時間くらいのばらつきが生じる。

 

フランス料理のフルコース

 

70名のサービスを私が独り。

 

ランナーが独り。

 

二人ですべてする。

 

「お客様、絶対に声をかけないで」

 

「お客様、パンのお代わりを言わないで」

 

「何かないのと言わないで」

 

「ドリンクのお代わりを言わないで」

 

マジでこんな状況でした。

 

 

洗い物は地元のおじさまがやってくれる。

 

ディナーの下げ物をして、

 

明日の朝食のセットを終えると、

 

 

あわや、午前様になる勤務時間。

 

 

58歳の私自身が驚いていた。

 

「人間てこんなに働けるんだ」

 

 

皆様、驚かないでくださいね。

 

私の実際の勤務表。

 

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ひと月、395時間55分の勤務時間。

 

朝から深夜まで、

 

ヘルプがウジ虫のように湧いてくる。

 

休憩時間が無くなることも、

 

食事もできないことも。

 

 

単純に週40時間とすれば、

 

月235時間の残業となる。

 

 

電通の社員さんは月100時間の

 

残業時間でした。

 

 

これは、私だけではありません。

 

社員さん全員がこのような現状です。

 

食事について、

 

ホテルではお金を払って

 

1日2食食べることができる。

 

あと一食は自分で賄う。

 

ここは山の中で、歩いては

 

外に買い物に出かけることが

 

できない。

 

よって、

 

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これが、夕食と休み職のストック。

 

これは私の個人的な食糧です。

 

 

 

今にして思うことだが、

 

このホテルで働く社員の

 

ほとんどが身も心も病んでいた。

 

 

次からは、

 

調理場と調理人の現状を

 

報告いたします。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その6

本日は、2016年10月26日(水)

 

ブログ2776号です。

 

リゾートホテルの人手不足。

 

私のつらい経験をレポートして、

 

いかにすれば人手不足を解消するか。

 

そんなコーナーですが、

 

つらい出来事が多くあり、

 

しばらく続きます。

 

レストランのサービスで、

 

宿泊客へのサービスで手一杯!

 

 

朝食、昼食、ディナーと

 

朝の6時半から午後11時ごろまで

 

走りっぱなし。

 

休憩時間に寝るのが楽しみ。(1時間程度)

 

 

ある日、総支配人から、

 

「あさってから〇〇プロの

 

ゴルフレッスンがあるから。」

 

「で」

 

「手伝ってくれ」

 

「はあ」

 

ということで、

 

ゴルフ場にコンペのパーティヘルプ。

 

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ホテルから食材を積みゴルフ場へ。

 

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これまた、疲れますね。

 

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テーブルセットして、

 

パーティが、始まるのを待つ。

 

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「いいなあ、ゴルフしたいな」

 

パーティ終了。

 

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これ、一人で片づける。

 

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洗い物も手伝う。

 

この日も貴重な休憩時間が無くなり、

 

続けてディナーに突入した。

 

ヘルプに行く人も、

 

レストランに残る人も、

 

全員の休憩時間が無くなった!

 

 

嘆きながら働いていると、

 

総支配人からまたまた話が、

 

「あさってから幼稚園児150名が来るから」

 

「え、どこに泊まるんですか」

 

「ホテル以外の施設だけど」

 

「ホテルで食事を出すのよ」

 

「はあ」

 

 

 

こうして、私のひと月の勤務時間が、

 

〇〇〇時間と殺人的な勤務となった。

 

これから、超多忙時期が来るのに

 

ほぼ短期間のヘルプしか来ない。

 

 

つづく

 

 

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その5

本日は、2016年10月25日(火)

 

ブログ2775号です。

 

リゾートホテルの人手不足問題。

 

私が経験したことを詳細に

 

伝えています。

 

このホテルだけの問題なのか。

 

リゾートホテルは皆同じなのか。

 

 

私の、本来の業務はレストランサービス。

 

朝、昼、夜フル出勤。

 

入社数日たった、

 

ある日、総支配人からこう言われた。

 

「明日、バーベキューをして」

 

「は?」

 

「うるさいゲストがあって対応して」

 

「は?」

 

「違う部署の人に教えて」

 

「は?」

 

ということで、ヘルプに行かされた。

 

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「え、こんな場所があったんだ」

 

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「え、これは何だ?」

 

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「え、キャンプもできるんだ」

 

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「ここから機材を自分で持ち出して・・・」

 

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テーブルのセットをやってみたさ。

 

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何とか、炭も起こしてみたさ。

 

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苦労したが炭は起きた。

 

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これはゲストに焼かせるパターンはだめだな。

 

「今日は特別に私が焼いてみようかな」

 

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この一家は、大変喜んでいた。(と思う)

 

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そして、きれいに片づけて職場へ戻った。

 

この苦労、休憩時間が無くなっただけではなかった。

 

 

うるさい客への対応という

 

レポートを本社に送ったら。

 

「誰が焼いてやれと言った!」

 

「もし、若いスタッフに焼いてくれと言われたら

 

どう対応するのか」と、

 

「なにぬかしてけつかんどい」と思えるような

 

返信が帰ってきた。

 

「不信感」

 

ねぎらうことを知らない経営陣。

 

 

 

リゾートホテルは、他部署ヘルプが多い。

 

他部署からヘルプを受けることも多い。

 

 

入社前にどのような施設があって、

 

ヘルプなどがあるのか確認しよう。

 

ヘルプに行く原因も突き詰めよう!

 

「人が辞めたため」のヘルプの多いこと。

 

 

このホテル、超多忙時期を前に

 

壊滅的な人手不足に陥ってきた。

 

 

つづく

 

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その4

本日は、2016年10月24日(月)

 

ブログ2774号です。

 

リゾートホテルの体験レポートです。

 

150席のダイニングルームがある

 

リゾートホテル。

 

多忙時期にはレストランが2回転する。

 

超多忙期を迎える時期になるのに、

 

レストランサービススタッフは7名。

 

経験者は私を含めて3名だけ。

 

「どうなるのかね」

 

と思っていた矢先、

 

「フロントのナイトクラークが辞めた」

 

 

「レストランの社員が、ナイトもやると言う」

 

「え、そんな馬鹿な」

 

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ナイトとは、午後10時から午前7時ごろまで

 

一人でフロントのバックで仕事する。

 

入社、9か月のレストラン社員がナイトに入る。

 

「レストランが回らないよ」

 

「違うんだ、レストラン業務にプラスだよ」

 

「えええええ、死んじゃうよ」

 

「ええええ、残業代でないの?」

 

 

この社員は、朝食サービス、仮眠2時間、夕食サービス後、

 

ナイトに入り、朝食サービスに入るという勤務。

 

休みなんて取れないよ。

 

 

「どうやら、私も三か月が経過したら

 

ナイトに入ってもらうと言われた」

 

 

迫りくる恐怖!!

 

まだまだ報告することがあります。

 

 

ホテルへ就職を検討する方は

 

よく調べたほうがいいですよ。

 

つづく

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その3

本日は、2016年10月23日(日)

 

ブログ2773号です。

 

1泊2食のリゾートホテル。

 

150席ある大型ダイニング担当。

 

社員2名、ヘルプ社員2名、

 

パート2名、アルバイト1名。

 

たった、23名の宿泊客のサービスで

 

走りっぱなしの現状。

 

実働、12.5時間。

 

これだけでもかなりきついと感じるが。

 

 

入社、数日後、

 

「ゴルフ場ヘルプ」

 

が存在することが判明。

 

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同じ会社が経営するゴルフ場。

 

そこのスタッフが休んだ場合に、

 

ゴルフ場のレストランに、

 

急きょヘルプに出される。

 

誰が行くの?

 

お昼の休憩をなくして、

 

社員がいくのだ。

 

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前もって言われることもあり、

 

「これから行って」

 

と言われることもある。

 

まさに、

 

「聞いてないよ!」

 

 

これから、

 

夏休みがやってくる。

 

最大、200名の宿泊客が来る。

 

メンバーの補充もなさそうだ。

 

 

そして、

 

悩みはこれだけではなかった。

 

つづく

 

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実録リゾートホテル人手不足の現状その2

本日は、2016年10月22日(土)

 

ブログ2772号です。

 

リゾートホテルの人手不足の

 

実態を報告しています。

 

私の経験が、

 

もし、

 

あなただったらどうしますか?

 

 

 

 

私が就職したリゾートホテル。

 

初出勤の日。(7月6日)

 

リゾートホテルのダイニングは、

 

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こんなにオオバコであった。

 

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ほぼ150席。

 

基本的に1泊2食の宿泊。

 

夕食は、和食の会席料理のコースと、

 

フランス料理のフルコース。

 

いきなり朝食のサービスから。

 

ランチ、

 

夕食は23名の宿泊客。

 

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私の勤務時間は、

 

朝7時から11時まで。

 

休憩時間にランチを食べて、

 

12時から20時半まで。

 

実働12.5時間。

 

走りっぱなし。

 

え、150席のダイニングルームで、

 

社員2名(私含む)

 

ヘルプ社員2名

 

地元のパートさん2名

 

フリーター1名。

 

合計7名。

 

信じられない。

 

「なるほど、面接から急いだわけだ」

 

 

 

今日は、23名の宿泊客で

 

実働12.5時間走りっぱなし。

 

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おおおお、10日後には100名を

 

超える宿泊客があるけど。

 

「どうなるんだ」

 

 

つづく

 

 

 

 

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