2019.02.26 Tuesday
ゼクシィ19年2月号 関西14
本日は、2019年2月26日
ブログ3138号です。
滋賀県彦根市のゲストハウス。
ゼクシィに毎月2ページ広告を出すも、
カップルは、ほぼ来なかった。
そこで、私は考えた。
私はレストラン屋でやってきた。
過去の実績から・・・・。
この施設を黒字に変えるプロジェクトを。
1982年ごろ
ロブッション料理長、
ホテルダイニング初の、
ミシュランの二つ星獲得。
100席のダイニングに70名のスタッフ。
世界中から最高の食材を調達。
料理長が気に入らないと再発注。
経費の問題ではない、
最高の料理を出すんだ!!
経営ではない、名誉への戦い。
実績が生まれた。
1999年9月
東京広尾に小さなレストラン開業。
月の家賃はハイクラスレクサス一台分。
ホームページもスマホもなかった時代。
食べログもなかった。
宣伝は一切なし。
玄関にフランス国旗を掲げただけ。
ランチ3,000円、ディナー6,000円のみ。
週3日のみ営業。
年間1700万円の赤字営業。
徐々に、麻布のセレブが訪れ連日満席。
その話題性から、ごちになります出演。
フランス大使館へのケータリング。
レストランの高評価、
ブライダルの高稼働。
史上最高の数字を残す。
ここで、実績を作った。
ゼクシィ広告はお金があればだれでも出せる。
レストランはだれでも成功できない。
この考えで、ゼクシィの広告費、
月200万円を使った、
レストランを出したら世間はどう思う?
施設の一角だけレストラン。
席数はわずか20席以下。
ランチ3,000円プリフィックス。
ディナー6,000円プリフィックス。
内容は、食べログ4点以上の店づくり。
フードコストは100%でも可能ということ。
料理長は年収1000万円で東京から派遣。
イメージはフランスの二つ星レストラン。
中庭でのランチ。
くつろぎ。
おしゃれなテーブルセット。
食後のくつろぎにもこだわる。
本物にこだわる調理場。
食材にこだわり、
最高の調理技術で提供する。
これが私が考えた事業計画です。
レストランで街の評判をとり、
予約の取れない店にする。
レストランは控室スペースで営業。
理由は、調理場の横にあるため。
同じ施設で、
近所のシルバー人材が、
素敵なガーデンを作ってゆく。
メインダイニングは最高の
ウエディングデコレーションを、
常にディスプレイ。
普段は決して公開しない。
レストランのゲストか、
結婚を考えるカップル以外見せない。
そして、年間100組の獲得を目指す。
これは私だけの妄想ではなかった。
この事業計画を、
東京都経営革新計画として承認を取っている。
日本で初めての事業として
東京都が認めた。
が、
すでにご説明の通り廃案となったわけですな。
世界には、けた違いに素敵なレストランがある。
フランスニース 二つ星 屋外での食事。
彦根を追い返された私は、
新たな挑戦をした。
結果、
湘南大磯に小さなお店をオープン。
イタリア食堂 TAIAN
食べログ 3.6点
予約の取れない店となった。
てっぱん食堂 たいあん
食べログ 3.5点
それでは、お待たせしました。
現実のゼクシィ関西版2019年2月号
を見てみましょうか。
つづく
写真:まんぷく寺写真部
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