2020.06.28 Sunday
夜の銀座ナウ 2020年6月26日 別世界
ブログ3338号です。
ホテル・ブライダル・飲食店業界、
会社をつぶすな!!
というテーマを掲げ、
色々考えてみます。
今日のテーマは「夜の銀座」
我々が知りえない世界を、
知りえる情報を集め、
銀座の高級クラブを経営する
会社をつぶすなという調査報告。
2020年6月26日 夜の銀座 並木通り
2020/6/26 18:57 まんぷく寺写真部
高級クラブの集まる銀座5丁目〜8丁目は、
午後10時から午前1時まで車が通行止めになる。
銀座のこの地区では、
夕方から多くの車が止まっている。
深夜午前3時ごろまで止まっている。
何故かみどり亀(駐車取り締まり係)もいない。
銀座に止める車をコントロールする、
男性スタッフが何百人もいる(はず)。
だれも入れない特殊な世界と思える。
新型コロナウイルスの影響が出る前、
夜の銀座はこんな感じであった。
2018/2/18 20:18 まんぷく寺写真部撮影
夜の銀座は、どれだけ変わったのか?
このブログでも紹介した、
フジテレビのザ・ノンフィクション 5月3日放送
このテレビ画像を紹介しながら、
夜の銀座の現状報告をします。
その他、管理人が多くの関係者から
聞いた情報も総合的に伝えます。
まず、銀座の高級クラブで
飲むといくらかかるか?
コロナ前、ひと月の売上が1億円とのこと。
テレビでは、
このテーブルのゲストは2名。
セット、一品は座ったらと言われるもの。
ソフトドリンクは女性が飲んだドリンク。
その下が注文したボトル代
上の2本は何かが分からない。
一番下のが、
ベルエポックのブランドブラン(市販価格6〜8万円)
20万円の販売価格。
商品小計 464,000円。
その下のATBC45,000円は不明。
SCはサービスチャージと思われる。
229,100円は、
商品小計の50%がサービス料です。
結果、
お二人のゲストの支払合計は、
815,780円也。
そのお支払いシーンも放送された。
なんと現金払い。
話は変わって、
顔出しOKのお客様も多く映っていた。
このお客様、知ってる。
AWキッチンなどのオーナーです。
私もお世話になっていた、
湘南大磯の吉田ファームからも
野菜を取っていた。
奈々江ママとはダチみたい。
2020年1月27日公開
渡辺社長との対談してます。
YouTube は ここ
クラブNanae 公式YouTubeチャンネル
バブルの頃の逸話。
菜々江ママは、
誕生日プレゼントに、
新車のベンツをもらったそうです。
クラブNanaeの月商は約1億円。
今年の初めまで快進撃を続けていた!!!
ところが、
2020年3月30日東京都小池知事から
「バーやナイトクラブに行くな」と宣言された。
このクラブの固定費は、
月2500万円とのこと。
都から行くなと言われても、
そんなにたやすく休めない事情があった。
しかし、
こんな事情も加わり、
閉めなければいけない雰囲気になった。
4月初旬のテレビインタビュー。
しかし、当初は、1週間程度の休業と思っていた。
そして、
4月6日 日本初の緊急事態宣言がだされる。
約一か月の休業を全スタッフに伝えた。
そして、外に向けて告知した。
それからの銀座は、
人も車もいなくなった夜の銀座があった。
私も、週3回は夜の銀座の視察を続けた。
テレビで公表された売上。
2019年3月〜5月の3か月分。(昨年)
2億7千5百万円也。
2020年3月〜5月の売上(今年)
5千百万円也。
そのほとんどが3月の売上。
昨年と今年の比較。
売上は、81.19%減少した。
売上が3か月5千万円だけ。
固定費は月2千5百万かかる。
会社を潰さない方法は、
売上を上げる。
経費を削減する。
資金を調達する。
このいずれか、又は
複数成功しなければならない。
今の夜の銀座の場合は、
資金の調達しか方法がない。
奈々江ママは、金融機関を駆けずり回っている。
テレビ放送当時の情報だが・・・・・。
そして、
2020年6月18日
銀座の高級クラブが営業を再開。
休業期間は2か月半にも及んだ。
しかし、
現実は、そんなに甘くなかった。
2020年6月26日現在、
管理人が見る夜の銀座は、
以前の30%程度しかゲストが見えない。
夜の銀座で働く皆様は、
経営者(ママ)
黒服(男性スタッフ)
ホステス(接客担当)
他にも、
駐車に関する担当者多数。
同伴やアフターで使う飲食店。
お店に届ける花屋。
お店に納める酒屋。
美容室関係者。
ドレス関係者。
お土産屋。
ビルを貸しているオーナー。
送迎するタクシー・ハイヤー業者。
などなど・・・・。
これらの皆様がもがき苦しんでいる。
2020/6/22 21:39 銀座7丁目付近
1990年代のバブル時代、
銀座には3000軒のクラブがあった。
現在は、半分以下に減っているという。
この、
新型コロナウイルスの影響で、
どれだけのクラブが閉店するのか
想像もできない。
今の融資制度では、
高級クラブの経営者が、
簡単に億以上の資金調達が
できるとも考えにくい。
夜の銀座が生き残るためには、
一切の規制を取り除き、
以前の売上が上がるようにしてほしい。
そうしなければ、
日本最高の夜の社交場が無くなってしまう。
橋下元大阪府知事が言っている。
「規制するなら保証しろ!」
次回は、
ホテル・ブライダル業界 ある企業の実情。